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* Set up 2023/2/10
* Updated 2024/6/4
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ヒマラヤ - 7000m以上の山々 -

*附録4 Appendix 4

「欽定大清一統志」に記載された西蔵の山嶺について
(Mountains of Tibet which are listed on the "Ta-ch`ing i-t`ung-chih: authorized version (欽定大清一統志)")

++ Site Map 概念図 原文・訳文 解説 参考文献 ++
阿里・山 阿里・嶺 蔵・山 蔵・嶺 衛・山 衛・嶺 喀木・山 喀木・嶺 凡例 Ref Map


[ 解説 ] (Commentary)

 清代に編纂された中国の地理書「欽定大清一統志」*1には西蔵を対象にした巻(巻413)があり、西蔵の主要な宗(ゾン)や山嶺、河川等の地理情報が収録されている。
 「欽定大清一統志」の編纂から約200年以上が経過した現在では(当時と比べれば・・・)西蔵について多くの地理情報が得られるようになったが、「欽定大清一統志」に記載された山嶺名を比定しようとすると、文献資料によって漢字表記が大きく異なっていたり、手がかりとなる地名が編纂当時とは異なる場所に移動(例えば、RudokSakaKonggaGyamdaLhariPelbarLhorongDzogangGonjo等)したりして、比定作業はそれほど容易ではない。

 この論考では、「欽定大清一統志」(巻413:西蔵)の「山川」に記載された「山嶺*2」の箇所について翻訳(及び比定)を行い、比定できなかった山嶺についても可能性が考えられる地域を(専門家ではないので、編者の想像も入れて・・・)図示してみた(元図については、OpenTopoMap [ URL: https://opentopomap.org ]を利用した)。

 編者が「欽定大清一統志」の中にある西藏の山嶺の箇所を訳そうと思ったのは、以前作成したWeb Site 「ヒマラヤ 7000m以上の山々」にデータを追加していた際に漢籍の地理書(初めは「西藏図考」だった・・・)に行き当たった頃である。「欽定大清一統志」の記述は簡潔な表現が多いので当初は簡単な翻訳で済むかと思っていたが、調べてゆくうちに関連資料が続々とみつかり、整理しているうちに予想以上の時間(10年以上!)が過ぎてしまった。編者は漢籍やチベットの歴史地理学については素人であるため、散見される誤訳、誤解などについてはご容赦願いたい。


#註
*1:「大清一統志」は清代に何度か編纂が行われ、現在では「嘉慶重修一統志」
(西藏は巻547に収録)が決定版とされるようだが、本論考ではWeb上からアクセスが容易な乾隆期編纂の「欽定大清一統志」(西藏は巻413に収録)を底本とした(最初に編纂された「康煕版大清一統志」については、散逸して一部分しか残っていないといわれる(西藏の巻については現在でも発見されていないようだ))
※その後の調査で日本の国立公文書館に乾隆九年刊行の「大清一統志」が所蔵されていることが判明し、調べたところ「諸國」の区分の中に西蔵の巻(外藩、巻番号なし)があることをみつけた(下記URLによると、これは初修本に当たるらしい2023.3追記)
https://www.dpm.org.cn/ancient/hall/148839.html

 ちなみに、「嘉慶重修一統志」と「欽定大清一統志」の西藏の山嶺の項を比較すると、配列
表1を参照や字句に多少の異同がみられる程度で、「嘉慶重修一統志」での新たな地理情報の追加はみられない。
 一方、イエズス会の修道士Amiot(1718-1793, URL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BC%E3%83%95%EF%BC%9D%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%AA(2022.4閲覧))による仏訳(Amiot1789)については、「欽定大清一統志」とは地理情報の記述に若干の異同がみられ、Amiotが「欽定大清一統志」より古い時代のテキストから仏訳を行った可能性が考えられる。

※日本の国立公文書館に所蔵された「大清一統志(乾隆九年版)」の西蔵の山嶺の項について、「欽定大清一統志」とAmiot1789と比較すると、「大清一統志(乾隆九年版)」の地理情報の異同は両者の中間的であることがわかる(下記の表を参照)。このことから、Amiotが翻訳に使ったのは「大清一統志(乾隆九年版)」以前のテキスト(刊行前の草稿?)ではないかと編者は想像している。(2023.3追記)

    「欽定大清一統志」(西蔵の山嶺の項)の地理情報との異同個所
(○:Amiot1789だけの異同 / ◎:Amiot1789及び大清一統志(乾隆九年版)で共通する異同 / △:Amiot1789と大清一統志(乾隆九年版)で異なる異同)
阿里/山 山川岡底斯山 (1) ○:Amiot1789には「即伏流地下前後環繞諸山皆巉岩峭峻奇峯拱列」に相当する記載なし
◎:「西域之和闐南山及葱嶺諸山」に相当する個所がAmiot1789, 大清一統志(乾隆九年版)では「喀齊國」と記載
○:Amiot1789には「斜而克角烏爾克」に相当する記載なし
○:Amiot1789では「楚兒沁蔵布蘭木占巴」に相当する個所を「2人のラマ」と記載
△:Amiot1789には「聖祖威徳廣被薄海内外罔不臣服西南徼外窮荒不毛之土盡隷版圖使臣測量地形踰河源渉萬里如履階闥一山一水悉入圖志四十九年諭大學士九卿日梵書言四大水出于阿耨達山下有阿耨達池以今考之意即岡底斯是唐古特言岡底斯者猶言衆山水之根與釋典之言相合」に相当する記載なし。大清一統志(乾隆九年版)では「聖祖威徳廣被薄海内外罔不臣服西南徼外窮荒不毛之土盡隷版圖使臣測量地形踰河源渉萬里如履階闥一山一水悉入圖志」と記載。
△:Amiot1789には「聖言煌煌始知宇内衆山水皆導源于岡底斯山自是而載籍所傳或有或無皆可按圖以辨猗歟盛已」に相当する記載なし。大清一統志(乾隆九年版)では「載籍所傳或有或無皆可按圖以辨猗歟盛哉」と記載。
僧格喀巴布山 (2) ○:Amiot1789には「岡底斯相近四大山之一」に相当する記載なし
◎:Amiot1789, 大清一統志(乾隆九年版)には「其西北斜趨接於和闐之尼蟒依山及葱嶺諸山為西域諸山之祖」に相当する記載なし
岡里木孫山 (4) ○:Amiot1789にはこの山の記述なし
狼千喀巴布山 (5) ○:Amiot1789には「岡底斯相近四大山之一」に相当する記載なし
馬布加喀巴布山 (7) ○:Amiot1789には「岡底斯相近四大山之一」に相当する記載なし
蔵/山 達木楚喀喀巴布山 (9) ○:Amiot1789には「岡底斯相近四大山之一」に相当する記載なし
衛/山 牙拉尚布山 (34) ○:Amiot1789にはこの山の記述なし
蘇克布蘇克木山 (50) ○:Amiot1789には「齋齋爾喀納苦苦烏蘇」に相当する記載なし 
硇什達爾烏蘭達布遜山 (52) ◎:Amiot1789, 大清一統志(乾隆九年版)には「其北即回部塔里木河境」に相当する記載なし
錫津烏蘭拖羅海山 (53) ○:Amiot1789には「托克托乃烏蘭木倫河發源于此自此山綿亘而東繞木魯烏蘇之北千餘里皆名巴顔喀喇山山之陽即西海部落之界黄河之重源也」に相当する記載なし
衛/嶺 伊克諾莫渾烏巴西嶺 (55) ○:Amiot1789には「西距喇薩千里」に相当する記載なし  
陽噶拉嶺 (57) ○:Amiot1789には「西南有郭拉嶺」に相当する記載なし  
百爾根拉嶺 (63) ○:Amiot1789には「自桂冷嶺至此皆」に相当する記載あり



 この論考での山嶺の配列や番号については、ドイツに生まれフランスで活躍した東洋学者 Julius Heinrich Klaproth (1783 - 1835, URL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88(2022.4閲覧))の論考(Klaproth1826)を踏襲した(各文献における配列の異同は表1を参照のこと)

*2:「大清一統志」で用いられている「嶺」という用語は、日本語の「峠」や「山脈」を包括するような意味を持つため、編者が比定できなかった「嶺」については、訳文や註では翻訳していない。


* * *

○検討に用いた主な文献(順不同。引用文献については凡例のように略記し、詳細は参考文献及び地図の項を参照のこと)

  • 「欽定大清一統志 (巻413 西蔵)」 (1784?)
・・・ Web上にある「Internet Archieve」のURL [ https://archive.org/details/06059777.cn ] で公開されており(2022年7月現在)、本論考ではこれを底本とした。なお、1842年に完成した「嘉慶重修大清一統志」(西藏は巻547に収録)については、Web上の次のURL [ https://ctext.org/library.pl?if=en&file=89507&page=8 ] で公開されている(2022年7月現在)。
*「大清一統志(乾隆九年版)」と比較することで、意味不明な何箇所かが書き間違いに由来することがわかった(2023.3追記)。
 
「大清一統志(乾隆九年版)」については、日本の国立公文書館(内閣文庫)に2部所蔵(291-0057-107, 291-0057-0107)され、下記URL
     [ https://www.digital.archives.go.jp/img/4908317 ] で公開されている (2023.12 追記)。

  • Klaproth1826
・・・  Web上の次のURL [ https://books.google.be/books?id=OfFaAAAAQAAJ&printsec=frontcover&hl=ja&source=gbs_ge_summary_r&cad=0#v=onepage&q&f=false ] で公開されている(2022年7月現在)。
「大清一統志」(西蔵の巻)の仏訳がp209-288にかけて収録されている。「欽定大清一統志」と比較すると、山嶺の配列表1を参照や方角・距離等の情報に多少の異同はあるが、アルファベットで表記された山嶺の情報は「欽定大清一統志」とDutreuil de Rhins1889m等の欧米文献との比較検討の手掛かりになり、非常に有用。訳者であるKlaprothが付加したコメントや山名の由来
(Klaprothは「西域同文志」を参考にしているようだ・・・)も参考になる。

  • Amiot1789
・・・ 清の乾隆帝に仕えたイエズス会修道士Amiot (1718-1793) [ 詳しくはURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BC%E3%83%95%EF%BC%9D%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%AA 参照]による「大清一統志」(西蔵の巻)の仏訳。次のURL [ https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k114467g ] 等で公開されている(2022年7月現在)。
「欽定大清一統志」とは地名等の地理情報の異同が散見されるが、これはAmiotが「欽定大清一統志」より古いテキストを翻訳に用いた可能性がある(新居洋子氏は「大清一統志」の最初の版(康煕25年(1686)に編纂開始)を用いたと推測している(新居2017, p250-252))。
 

  • Amiot・Klaproth1822
・・・ Amiot1789のいくつかの項についてKraprothが手を入れたもの。Klaproth1826とは多くの箇所で訳文が異なっている。E. Hänishが編集したものがHedin「Southern Tibet: Vol. 9」に収録されている(Hänish22)。 

  • Malte-Brun1843
・・・ 原文については、Web上のgoogle book (次のURL [https://books.google.co.jp/books?id=zVe2SPeSMkgC&pg=PP9&lpg=PP9&dq=Precis+de+la+Geographie+Universelle+ou+description+de+toutes+les+parties+du+monde+(cinquieme+edition)+%5BTome+Cinquieme:+Asie+Orientale+et+Afrique%5D%E3%80%8D,
+Au+Bureau+des+Publications+Illustrees,+Paris&source=bl&ots=CT9gGj6OfZ&sig=ACfU3U2Z_aG657TFgqf0cSrda_6RpHpp_Q&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwjs7Mah8Ib5AhWmHIgKHW7vAfoQ6AF6BAgCEAM#v=onepage&q=Precis%20de%20la%20Geographie%20Universelle%20ou%20description%20de%20toutes%
20les%20parties%20du%20monde%20(cinquieme%20edition)%20%5BTome%20Cinquieme%3A%20Asie%20Orientale%20et%20Afrique%5D%E3%80%8D%2C%20Au%20Bureau%20des%20Publications%20Illustrees%2C%20Paris&f=false
] 等で公開されている(2022年7月現在)。Klaproth1826に比べると情報量は少ないが、Klaproth1826の記載が誤植かどうかチェックできる。

  • 衛蔵圖識
・・・ 18世紀末に刊行されたチベットの概説書であるが、収録された山嶺の情報はそれほど多くない。
この論考では、張羽新 主編 『中國西藏及甘青川滇藏區方志彙編 第一冊』 學苑出版社、北京(2003), p293-p407に収録されたテキストを使用し、仏訳(Klaproth1831)
(Web上の次のURL [ https://www.digitale-sammlungen.de/de/view/bsb10483603?page=5 ] で公開(2022年7月現在))及び英訳(Rockhill1891a,b)についても併記した。
 *2024/6追記: 日本の国立公文書館(内閣文庫)に所蔵(292-0138)され、次のURL [ https://www.digital.archives.go.jp/item/4303672 ] で公開されている。

  • 「水道提綱」(1776?)
・・・ 斉召南によって乾隆期に編纂された河川を基にした地理書。Web上では、Internet Archieve:URL [ https://archive.org/details/06041939.cn ]や早稲田大学図書館古典籍総合データベース:URL [ https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ru05/ru05_00112/index.html ] 等で公開されている(2022年7月現在)。本論考ではInternet Archieveで公開されているテキストを利用した(田中・佐藤2018には木津祐子氏による「水道堤綱」巻二十二(西藏諸水)の翻訳・訳注が収録されていて有用)。

  • 田中・佐藤2018
・・・ 20世紀初めにブラマプトラとサトレジの水源域を探検したヘディンの著書と漢籍の「水道提綱」等との比較が行われている。 

  • (欽定)西域同文志
・・・ チベットの地理情報について、語源も含めて紹介されている。テキストはWeb上の次のURL [ https://archive.org/details/06078144.cn ] で公開されているものを使用。

  • 乾隆西藏誌
・・・ 「衛蔵圖識」等に続く漢籍のチベット概説書のはしりといえるもの。テキストはWebの次のURL[ https://archive.org/details/02085544.cn ] で公開されているものを使用。

  • 西藏図考
・・・ チベットに関する多くの漢籍をアレンジして作られているため、独自情報はほとんどない。Web上では早稲田大学図書館古典籍総合データベース:URL [ https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ru05/ru05_03123/index.html ] で公開されている(2022年7月現在)。

  • MI'YEN BRTSE'S GUIDE (Ferrari58)
・・・ 19世紀のチベット仏教の高僧 欽則旺布(チンゼワンブ)によって書かれたラサ周辺の地理情報(Ferrari58にはFerrariによる英訳及び注釈を収録。他にチベット語の原著を中国語に訳した劉2000や劉の中国語訳を日本語に重訳した渡辺97もある。Akeste2016には英訳のほかチベット語の影印も収録している)

  • 'Dzam-gling-rgyas-bshad (Wylie62)
・・・ 19世紀前半に東チベットのチベット仏教の僧侶によって書かれた西蔵の地理情報(Wylie62にはT. Wylieによる英訳と注釈を収録)

  • 衛藏攬要17 (第二巻:山川)
・・・ 次のURL [ https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%E8%A1%9B%E8%97%8F%E6%94%AC%E8%A6%81_-_%E6%B0%91%E5%9C%8B%E5%88%9D%E5%B9%B4_(1912-1921).pdf ] で公開されている(2022年7月現在)。20世紀初めまでの「大清一統志」に基づいた西藏の地理観から現在の地理情報への過渡期を感じさせる記述がされている。現代では「横断山脈」と呼ばれる山脈を「縦断山脈」と表記しているのも興味深い。

  • Dutreuil de Rhins1889m-1, -2
・・・ 19世紀末に各種資料を総合して作成された詳細なチベット図(Dutreuil de Rhins1889の付図)。地名や山名のアルファベット表記はKlaproth1826にほぼ準じているので、「欽定大清一統志」に記載された山や嶺を比定する際には非常に有用。ただし、19世紀末時点で不明確だった地形情報のVariantを地図上にすべて投影した地域(例えば、ヤルツァンポ河大湾曲部やキーロン付近)もあるので、過信には注意。

  • 西蔵全図04m
・・・ アメリカ議会図書館(Library of Congress)の次のURL [ https://www.loc.gov/resource/g7823t.ct002023/ ]で公開されている(2022年7月現在)
Dutreuil de Rhins1889m-1、-2を中国語に翻訳したもの(この地図については房2015, p19-20に解説されている)。
標高は、「蘇州号碼」(註:中国でかつて使用されていた算用数字。詳しくはWikipedia(URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%98%87%E5%B7%9E%E5%8F%B7%E7%A2%BC )を参照のこと)で表記されている原図(Dutreuil de Rhins1889m-1、-2)をかなり忠実に翻訳しているが、一部に翻訳抜けや独自訳の箇所がみられる。「欽定大清一統志」とは山名、地名等の漢字表記がかなり異なるので、この地図と「欽定大清一統志」だけで比定を行うのは(編者の経験上からいっても・・・)得策ではない。なお、西蔵全図04mについては、日本の陸地測量部が複製(ただし標高表示を省略し白黒印刷)した「西藏全圖」が国立国会図書館に所蔵されている(地理情報的には西蔵全図04mの縮小再生産品であるので、今回の論考では検討対象外とした)

  • Fuchs43m
・・・ 康煕帝の命で作られた「皇輿全覧図」に関する研究書(Fuchs43)の附属地図 (ドイツ語) 。西藏地域の全覧図が添付されている(これらの図版のいくつかは、アメリカ議会図書館(Library of Congress)の次のURL [ https://www.loc.gov/resource/g7820m.gct00265/?st=gallery ] で公開されている(2022年7月現在)。なお、「皇輿全覧図」については、制作年代の異なる版がいくつか存在することが太田84等によって報告されているが、編者は入手が比較的容易なこの図版を利用した。皇輿全覧図については、中国における最新の研究状況をまとめた解説(白・李2014)もある。

  • 太田84
・・・ 「皇輿全覧図」のチベット図制作の過程について、Du Haldeや漢籍資料を総合して考察している。

  • ANVILLE, J.B.D'
・・・ 「皇輿全覧図」をもとにヨーロッパで作られたチベット図。アメリカ議会図書館(Library of Congress)の次のURL [ https://www.loc.gov/resource/g7820m.gct00075/?q=&st=gallery ] で公開されている(2022年7月現在)。

  • Du Halde
・・・ ANVILLEの地図とはアルファベット表記等が若干異なるだけでほぼ同等のチベット図。次のURL [ https://china-bibliographie.univie.ac.at/2010/06/17/du-halde-1735/ ] で公開されている(2022年7月現在)。

  • 乾隆十三排圖
・・・ 乾隆帝の命で作られた地図。Fuchs43mとは漢字表記が異なるが、こちらの方がDutreuil de Rhins1889mの地図と比較しやすい。復刻版(清廷三大実測全図集2007)が国立国会図書館に所蔵されている。

  • Klaproth1836m
・・・ 18世紀のANVILLE (Du Halde)の影響を受け、Deteuil de Rhins1899mに影響を与えた中央アジアの詳細な地図。フランスの国立図書館のWeb Page [URL: https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b53093247k ] で公開されている(2022/7現在)。

  • 中国1/100万地形図
・・・ 1997年に中国で発行された地形図。山名や地名の表記はそれほど多くないが、地形の高低が表現されているので有用

  • 青蔵高原山峰図89m
・・・ 1989年に発行された青蔵高原の山岳地図。現代中国の測量成果に基づき多くの山が記載されている。

  • 中村2016
・・・ 1990年代~2010年代にかけてヒマラヤ東部から横断山脈で行われた探検結果をもとに作成された詳細な山岳地図集。

  • 中国歴史地図(清朝期)96
・・・ 清朝期の山名・地名の位置が視覚的にわかって有用。ただし、山脈名や地名の比定には疑問点も少なくない(最近の中国でも比定への疑問に触れた房2016もある)。この地図をもとに、Web上から検索できるようになっている「地名規範資料庫」が下記URLで公開されている(2013年11月現在): http://authority.ddbc.edu.tw/place/ 

  • 佐藤78
・・・ 1960~80年代にかけて発表された西蔵の歴史的地名に関する研究論文集。佐藤氏は(第二次大戦後の米ソ冷戦期に入手した)ONC等を利用して地名の比定を行っている。西蔵の古地名の比定手法や使用文献等、先行研究として大変参考になる。
*追記[2024.4.23]
岩田2021・・・清朝期の青海-ラサを結ぶ3つの街道とその変容について論述されていて有用。

  • 中國古今地名大辞典31
・・・ 中華民国期に作られた中国の地名大辞典。「大清一統志」から転載された西蔵の多くの地名が収録されている。「睡人亭さん」が電子化したWeb site [ URL : https://shuiren.org/kodaichimei/ ] は便利で有用 (2022年7月現在)。

  • 清代政区沿革綜表90
・・・ 清朝期の文献に記載された城市について、現在の位置を比定している。基本文献であるが、現在の視点からみると一部の比定には疑問がある。中国でも近年比定の再検討がされている(房2016等)。

  • 西蔵地名
・・・ 西蔵自治区の現在の主要地名を収録した事典。過去の地名についても記述があるので有用。

  • 王・杰97, 98
・・・ チベットの主要地名について藏・漢・英の各語の表記を対照でき有用。

  • 西藏自治区行政村名及寺院山川名2016
・・・ 期待を持たせる書名であるが、チベットの各県ごとに(チベット語と対応する中国語の)地名等が列挙されているだけの本。具体的な地理情報に関する記載がなく、さらに著名な地名の中国語表記が(なぜか)従来とは異なる場合が散見され、チベットの地名情報をある程度知っている人が最新地名を確認するための本のような気がする。

  • 林芝名勝古跡2017
・・・ 東チベットの林芝市内の名所旧跡がカラー写真とともに解説されていて大変有用。

  • 中国地方志
・・・ 中華人民共和国では、県志や(あるいはそれらを統合した)地区志(あるいは自治州志)が2000年代から続々と刊行されている。分厚い本であるが、フォーマットがほぼ統一されているので知りたい箇所を比較的探しやすい。山や峠について得られる情報は少ないが、中華人民共和国成立後の政府機関所在地変遷の歴史を知ることができる。

・「拉薩市志」
 (拉薩市志編纂委員会編、中国藏学出版社、北京 (2007))

・「阿里地区志」
 (西藏自治区地方志編纂委員会総編・西藏自治区阿里地区志編纂委員会編撰、中国藏学出版社、北京 (2009))

・「山南地区志」
 (山南地区地方志編纂委員会編、中華書局、北京 (2009))

・「林芝地区志」
 (林芝地区地方志編纂委員会編、中国藏学出版社、北京 (2006))

・「日喀則地区志」
 (西藏自治区地方志編纂委員会総編・西藏自治区日喀則地区地方志編纂委員会編撰、中国藏学出版社、北京 (2011))

・「昌都地区志」
 (西藏昌都地区地方志編纂委員会編、方志出版社、北京 (2005))

・「那曲地区志」
 (西藏自治区地方志編纂委員会総編・西藏自治区那曲地方志編纂委員会編撰、中国藏学出版社、北京 (2012))

・「貢覚県志」
 (西藏自治区貢覚県地方志編纂委員会編、四川出版集団巴蜀書社、成都 (2010))

・「隆子県志」
 (西藏自治区地方志編纂委員会総編・西藏自治区隆子県地方志編纂委員会編撰、中国藏学出版社、北京 (2015))

・「林芝県志」
 (西藏自治区地方志編纂委員会総編・西藏自治区林芝県地方志編纂委員会編撰、中国藏学出版社、北京 (2014))

・「波密県志」
 (西藏自治区地方志編纂委員会総編・西藏自治区波密県地方志編纂委員会編撰、中国藏学出版社、北京 (2014))

・「洛隆県志」
 (西藏自治区地方志編纂委員会総編・西藏自治区洛隆県地方志編纂委員会編撰、中国藏学出版社、北京 (2017))

  • ヘディン79, 80
・・・ 過去から現在(20世紀はじめ)にわたる主に西欧で製作されてきた地図にカラコルムやその周辺山脈がどのように描かれてきたのかを解説している。19世紀以前の地図や西蔵辺境の地名等が詳しい説明もなく次々紹介されているので、Webや他の文献等で実際の地図を確認しながら読み進めるのがよい。邦訳は労作であり全訳とされているが、実際には55章(原著のp491)以降が訳出されていない。

  • タイクマン86
・・・ 第1部の「中蔵交渉小史」は、18世紀後半から20世紀初頭にかけての錯綜する中国(清朝~中華民国期)と東チベットの政治状況を整理して概説されていて有用。水野勉氏による翻訳も中国語と対応していて読みやすい。

*追記[2024.4.23]
その後、小林亮介氏による「近代チベット政治外交史」(小林2024)が刊行された。

  • 岩尾・池田2021
・・・ 専門家によるチベットの地理に関する主要文献についての解題は有用。

  • 小二田・高井・吉野2021
・・・ 中国の地志「一統志」について専門家による論考が収録されている。

  • 高木2000,2001
  • 旅行人編集部2006
・・・ バックパッカーを対象につくられた(1990年代~2000年代前半の)旅行ガイドであるが、現地情報や西蔵文化圏の歴史が詳しく解説されている。

  • 藤島97
・・・ 西蔵自治区の漢字表記の地名について詳しく解説されている。未完に終わったのが残念。

  • 西藏湖泊列表
・・・ 西蔵自治区の主要湖沼に関するWikipediaのリンク (中国語)
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E8%97%8F%E6%B9%96%E6%B3%8A%E5%88%97%E8%A1%A8
 


*「欽定大清一統志」に記載された距離感覚のメヤス(私見)
 50里以内・・・かなり近傍
 50里~100里・・・近傍
 100里~250里・・・やや遠い
 250里~・・・遠方
○○餘里・・・距離がはっきりしないほど遠方、あるいは情報が不明確

*

表1 各文献による山名表記及び配列 (山名の後の番号はKlaproth1826の山名番号に対応)

Amiot1789 Amiot・Klaproth1822 Klaproth1826 大清一統志
(乾隆九年版)
欽定大清一統志
(巻413)
嘉慶重修一統志
(巻547)
西藏圖考
(巻之五)
Des Montagnes du Thibet.
(Kan-ty-see-chan) (1)
De la montagne Seng-ko-ka-pa-pou-chan. (2)
De la montagne Tche-ta-pou-ly-chan. (3)
Lang-tsien-ka-pa-pou-chan. (5)
Men-na-ko-ny-eulh-chan. (6)
Mou-pou-kia-ka-pa-pou-chan. (7)
Sa-mou-tai-kang-chan. (8)

Ta-mou-tchou-ke-ka-pa-pou-chan. (9)
Kou-pen-Kang-tsien-chan. (10)
Pa-eulh-tchoung-kang-tsien-chan. (11)
Fan-mou-sou-mou-kang-kou-mou-chan. (12)
Tcha-pou-lie-kia-eulh-pou-la-ko-na-chan. (13)
Chang-kou-ya-la-ko-ma-la-ko-chang. (14)
Kie-mou-la-chou-eulh-mou-chan. (15)
Sie-eulh-tchoung-chan. (16)
Kio-ou-eulh-tchoung-chan. (17)
Tsao-souo-ko-po-chan. (18)
Lang-pou-chan. (19)
Ta-eulh-kou-chan. (20)
Kang-ka-eulh-cha-mi-chan. (21)
Tse-lin-ki-na-cha. (23)
Chou-eulh-mou-tsang-la-chan. (22)
Tchou-mou-ou-ma-chan. (24)
Nou-kin-kang-tsang-chan. (25)


Tchou-ou-ly-chan. (32)
Koung-la-kang-ly-chan. (33)
Tsa-ly-chan. (35)
Ta-ko-pou-si-ly-kang-tsien-chan. (36)
Lou-mou-tsien-ka-eulh-oua-ka-eulh-pou-chan. (37)
Tou-loung-kang-ly-chan. (38)
Nien-tsien-kang-la-chan. (39)
Sa-mou-tan-kang-tcha-chan. (40)
Koung-ko-pa-ka-ma-chan. (41)
Ny-kou-ly-chan. (42)
Tou-ho-ky-chan. (43)
Pou-ka-chan. (44)
Pa-sa-toung-la-mou-chan. (45)
No-mo-houn-ou-pa-che-chan. (46)
Ko-eulh-ki-tsa-ka-na-chan. (47)
Sa-yn-kou-pou-houn-chan. (48)
Toung-pou-loun-tchan. (49)
Sou-ko-pou-sou-ko-mou-chan. (50)
Koao-tchang-lou-kou-ka-eulh-ya-chan. (51)
Lo-sie-eulh-ou-lan-ta-pou-sou-chan. (52)
Si-kin-ou-lan-touo-to-hai-chan. (53)

Toung-la-kang-ly-chan. (67)
Mou-toung-chan. (68)
Pi-la-ko-la-tan-sou-ko-chan. (69)
La-kang-mou-ko-ma-chan. (70)
Na-ko-so-te-chan. (71)
So-ko-chan. (72)
Tsin-pou-ma-eulh-scha-pou-ma-sou-mou-chan. (73)
Tsa-na-ko-chan. (74)
Pou-mou-ly-chan. (75)
Ma-mou-kia-mou-kang-ly-chan. (76)
Kia-ma-loung-ly-chan. (77)
Ta-ya-ly-chan. (78)
Sai-la-ma-kang-ly-chan. (79)
Ni-mou-pou-tchoun-mou-pou-ly-kang-ly-chan. (80)
Tcha-la-kang-ly-chan. (81)
Ka-eulh-pou-kang-ly-chan. (82)
Koung-la-kang-ly-chan. (83)
Ta mou-young-loung-chan. (84)
Touo-eulh-ki-yu-eulh-tchou-mou-chan. (85)
Tchouo-mo-chan. (86)
Pa-te-ma-kouo-tchou-chan. (87)
Pa-eulh-tan-kouei-tchou-chan. (88)
La-mou-ly-kang-ly-chan. (90)
Ka-mou-pou-nai-chan. (89)
Ko-la-kiang-ka-eulh-nai-chan. (91)
Nga-mou-ni-kan-sa-mou-chan. (92)



Des montagnes appellees Ling par les Chinois.
Hao-tsin-ling. (54)
Y-ko-no-mo-houn-ou-pa-si-ling. (55)
Pai-tou-ling. (56)
Yang-ka-la-ling. (57)
La-tchoung-la-tsien-ling. (58)
Ka-mou-pa-la-ling. (59)
Kouei-leng-ling. (60)
Ko-ka-la-ling. (61)
Kang-ka-la-ling. (62)
Po-eulh-ken-ling. (63)
Pa-la-ling. (64)
Tchou-la-ling. (65)
Che-mou-loung-la-ling. (66)

Loung-tsien-ling. (26)
Pang-la-ling. (27)
Lang-la-ling. (28)
Tcha-la-ko-lang-ouan-ling. (29)
Tche-ma-la-ling. (30)
Ma-eulh-yo-mou-ling. (31)

Nou-bou-koung-la-ling. (93)
Cha-lou-la-ling. (94)
Ka-ke-kang-ly-ling. (95)
Kiang-kou-la-ling. (96)

Lang-la-ling. (97)
Tcha-tcha-ling. (98)
Pa-ty-ho-mou-pou-ling. (99)
Tsa-mou-sa-la-ling. (100)


# Tsa-ka-ly-ma-ni-tou-yai.
DES MONTAGNES DU THIBET
(Gangdis) (1)
De la montagne Senghe-Kabab. (2)
De la montagne Djidabri. (3)
Gangri-moussoun. (4)
Langtsian-kabab. (5)
Manak-nir. (6)
Maboughia-kabab. (7)
Samtaigang. (8)

Damtchouk-Kabab. (9)
Kouben-Gangtsian. (10)
Bardjoung-Gangtsian. (11)
Fanmousoumgangoum. (12)
Djabri-Garbou-Dakna. (13)
Changou-yara-kmarak. (14)
Ghiemra-chourmou. (15)
Siertdjoung. (16)
Kioourdjoung. (17)
Thsaosouo-Kbo. (18)
Langbou. (19)
Dargou. (20)
Gangar-Chami. (21)
Tseringhina. (23)
Chourmou-tsangra. (22)
Tchoum-ouma. (24)
Noughin-gangtsang. (25)

Tchououly. (32)
Goungla-Gangri. (33)
Yara-changbou. (34)
Dsaly. (35)
Dakbou-Sira-gangtsian. (36)
Loumtsian-Garwa-garbou. (37)
Touroung-Gangri. (38)
Niantsien-Tangra. (39)
Samtan-Gangdja. (40)
Gounga-Bakama. (41)
Nykouri. (42)
Doukla. (43)
Bouka. (44)
Bassa-toungram. (45)
Nomkhoun-oubachi. (46)
Gherghi-dsagana. (47)
Sain-koubakhoun ou Sain-kouboukhoun. (48)
Doungbouroun. (49)
Soukbou-Soukmou. (50)
Gouodjangrou-kougarya. (51)
Lesir-oulan-dapson-oola. (52)
Sighin-oulan-tolokhai. (53)

Doungra-Gangri. (67)
Moutoung. (68)
Bilakra-Dansouk. (69)
Ragang-moukma. (70)
Nakosot. (71)
Sok. (72)
Tsinbou-mardja-boumasoum. (73)
Dzanak. (74)
Bou-mrly? 布穆禮. (75)
Mamghiam-Gangri. (76)
Ghiamaroungri. (77)
Dayary. (78)
Sairam-Gangri. (79)
Nimbou-tchounmbri-Gangri. (80)
Tsara-Gangri 察喇岡里. (81)
Garbon-Gangri. (82)
Goungra-Gangri. (83)
Tamouyoungroung 達木永隆. (84)
Dordsi-yourdyoum. (85)
Djomo. (86)
Badma-gotchou. (87)
Bardan-gouidjou. (88)
Ramly-Gangri. (90)
Gambounai. (89)
Gouoradsiang-garting. (91)
Amouni-Gansam. (92)


DES MONTAGNES, TRAVERSÉE PAR UN CHEMIN PRATICABLE,
APPELLÉES LING
EN CHINOIS.
Ho-thin-ling. (54)
Jke-nomkhoun-oubachi-dabahn. (55)
Baidou-dabahn. (56)
Yanggara. (57)
Ladjoungkatsian. (58)
Gambala. (59)
Gouireng. (60)
Gogara. (61)
Gangara. (62)
Berghenla. (63)
Bara. (64)
Tchoura. (65)
Semloungra. (66)

Loungtsian. (26)
Bangra. (27)
Langra. (28)
Djarak-Langwan. (29)
Djimara. (30)
Maryom. (31)

Noubou-Goungra. (93)
Charoura. (94)
Gak-Gangri. (95)
Khianggoura. (96)

Langra. (97)
Tsa tsa 察察. (98)
Badikhombon. (99)
Dsamsara. (100)


# Le rocher escarpe Dsagari-manitou.
A. Montagnes nommees RI, de la province d'Ari.
1. Gangdis ri
2. Sengge kabab gangri
3. Djedabouri
4. Gangri en tubetain, et Moussoun oola en mongol
5. Lang tsen kabab gangri
6. Manak nil gangri
7. Mabghia kabab gangri
8. Samtai gangri (Samtai ken)


Montagnes nommees LA, dans la province d'Ari (1).
97. Lang la
98. Tsa tsa la
99. Badi khoumbou la
100. Dzamsala


B. Montagnes nommees RI, de la province de Dzang.
9. Damtchouk kabab gangri
10. Koubun gangtsian ri (Cocoun kentchian)
11. Bardjoung gangtsian ri
12. Phanmou sum gangoum ri
13. Dziabrie dzialbou dangniroung ri
14. Changou yarak marak ri
15. Ghiemla chourmou ri
16. Siertchoung ri
17. Kioourtchoung ri
18. Thsao Sokbou ri
19. Langbou ri
20. Dargou ri
21. Ganggar chami ri (Kenker -chami)
22. Cholmo dzang la ri
23. Tsereng ghina ri
24. Djhomo ou lang ma ri
25. Notdzing gang dzang ri

Montagnes nommees LA, dans la province de Dzang.
26. Loung tsian la (Long tchian)
27. Bang la (Pancla)
28. Lang la (Roncla)
29. Djarak langwan la (M. Tcharat et M. Lanctan)
30. Djema la (Rimola)
31. Mar young la


Montagnes nommees RI, de la province de Oui.
32. Thsou ou ri
33. Goung la gangri (Conkele conkeri)
34. Yarla chamboi gangri
35. Dza ri (Dziri)
36. Dakbou Sira gangtsian ri
37. Loumtsian k'hawa garbo ri
38. Douroung gangla ri
39. Niantsin tangla gangri
40. Samdan gangdja ri ou Samtan gangri (Samia kemsa)
41. Goung Kaba Gamari (Cong capa cama)
42. Nigou ri
43. Douklari
44. Bouka oohla
45. Basa toungram ri (Paha Tom kim)
46. Nomkhoun oubachi
47. Les monts Gherghii et Dzagana, ou Dzagar
48. Sain Koeboehn oohla
49. Doungbourun ri (Toupourou)
50. Sokbou sokmou ri
51. Godjang loukou garya ri
52. Lesier oulan dabsou oohla
53. Sighin oulan tolokhaioohla


Montagnes nommees LA, dans la province de Oui.
54. Khootsin dabahn
55. Ike nomkhoun oubachi dabahn
56. Baidou dabahn
57. Yangra la (Yamker)
58. Ladjoung latsian la
59. Gamba la
60. Goulring la
61. Goga la
62. Gangga la
63. Berghen la
64. Bala
65. Tsou la
66. Semroung la, ou Se loung la


Montagnes de la province de Kam, nommees RI.
67. Doungla gangri
68. Moutoung ri
69. Barakla dansouk ri
70. Lagang moukma ri
71. Nak chot ri
72. Sok ri
73. K'hiambou boun soum ri
74. Dza nak ri
75. Boum ri
76. Mamghiam gang ri
77. Ghiangma loung ri
78. Daya ri
79. Selama gangri
80. Nimbou tchoumbouri gangri
81. Tchala gangri
82. Garbo gangri
83. Goungla gangri
84. Damou youngdjoung gang ri
85. Dordsi yuldjoum ri
86. Dziomo ga ri, ou Dziomo ri
87. Badma gotghi ri
88. Baldan weidjou ri
89. Gambounai gangri
90. Ramouli gangri
91. Golo dziak karding ri
92. Amiye kamsang ri


Montagnes nommees LA, dans la province de Kam.
93. Noub gang la
94. Charo la (Charolo)
95. Gak gangri la
96. Ghianggou la

# Le precipice Dzagari Manitou
[山川]岡底斯山 (1)
僧格喀巴布山 (2)
遮達布里山 (3)
岡里木孫山 (4)
狼千喀巴布山 (5)
悶那克尼兒山 (6)
馬布加喀巴布山 (7)
薩木泰岡山 (8)

達木楚克喀巴布山 (9)
枯本岡前山 (10)
巴爾中岡前山 (11)
凡木蘇木岡古木山 (12)
札布列佳爾布達克那山 (13)
上古牙拉克馬拉克山 (14)
掲木拉舒爾木山 (15)
斜爾冲山 (16)
角烏爾冲山 (17)
草索克博山 (18)
郎布山 (19)
達爾古山 (20)
岡噶爾沙彌山 (21)
策林吉納山 (23)
舒爾木蔵拉山 (22)
朱木五馬山 (24)
努金岡蒼山 (25)

楚五里山 (32)
公拉岡里山 (33)
牙拉尚布山 (34)
匝里山 (35)
達克卜悉立岡前山 (36)
魯木前噶爾瓦噶爾布山 (37)
独龍岡里山 (38)
年前唐拉山 (39)
薩木坦岡札山 (40)
公噶巴喀馬山 (41)
尼庫里山 (42)
都克立山 (43)
布喀山 (44)
巴薩通拉木山 (45)
諾莫渾烏巴什山 (46)
格爾吉匝噶那山 (47)
薩音苦布渾山 (48)
洞布倫山 (49)
蘇克布蘇克木山 (50)
郭章魯苦噶爾牙山 (51)
勒斜爾烏蘭達普蘇山 (52)
西金烏蘭拖羅海山 (53)

東喇岡里山 (67)
牧童山 (68)
畢拉克喇丹速克山 (69)
喇岡木克馬山 (70)
那克碩忒山 (71)
索克山 (72)
秦布麻爾査布馬素穆山 (73)
匝納克山 (74)
布穆禮山 (75)
麻穆佳木岡里山 (76)
家馬隆立山 (77)
達牙里山 (78)
塞喇馬岡里山 (79)
尼木布春木布立岡里山 (80)
察喇岡里山 (81)
噶爾布岡里山 (82)
公喇岡里山 (83)
達木永隆山 (84)
多爾濟雨兒珠母山 (85)
卓摩山 (86)
巴特馬郭出山 (87)
巴爾丹嵬柱山 (88)
噶穆布鼐山 (89)
喇母立岡里山 (90)
郭拉将噶爾鼎山 (91)
阿母尼甘薩穆山 (92)

鶴秦嶺 (54)
伊克諾莫渾烏巴西嶺 (55)
拜都嶺 (56)
陽噶拉嶺 (57)
拉中拉千嶺 (58)
噶穆巴拉嶺 (59)
桂冷嶺 (60)
郭噶拉嶺 (61)
岡噶拉嶺 (62)
百爾根拉嶺 (63)
巴拉嶺 (64)
楚拉嶺 (65)
色穆隆喇嶺 (66)

龍前嶺 (26)
邦拉嶺 (27)
狼拉嶺 (28)
査拉克浪萬嶺 (29)
芝麻拉嶺 (30)
麻爾岳木嶺 (31)

弩卜公拉嶺 (93)
沙魯拉嶺 (94)
噶克岡里嶺 (95)
彊固拉嶺 (96)

郎拉嶺 (97)
察察嶺 (98)
巴第和木布嶺 (99)
匝穆薩拉嶺 (100)

匝噶里嘛呢圖崖 (#)
山川岡底斯山 (1)
僧格喀巴布山 (2)
遮達布里山 (3)
岡里木孫山 (4)
狼千喀巴布山 (5)
悶那克尼兒山 (6)
馬布加喀巴布山 (7)
薩木泰岡山 (8)

達木楚喀喀巴布山 (9)
枯本岡前山 (10)
巴爾中岡前山 (11)
凡木蘇木岡古木山 (12)
札布列佳爾布達克那山 (13)
上古牙拉克馬拉克山 (14)
掲木拉舒爾木山 (15)
斜爾冲山 (16)
角烏爾冲山 (17)
草索克博山 (18)
郎布山 (19)
達爾古山 (20)
岡噶爾沙彌山 (21)
策林吉納山 (23)
舒爾木蔵拉山 (22)
朱木五馬山 (24)
努金岡蒼山 (25)

楚五里山 (32)
公拉岡里山 (33)
牙拉尚布山 (34)
匝里山 (35)
達克卜悉立岡前山 (36)
魯木前噶爾瓦噶爾布山 (37)
独龍岡里山 (38)
年前唐拉山 (39)
薩木坦岡札山 (40)
公噶巴喀馬山 (41)
尼庫里山 (42)
都克立山 (43)
布喀山 (44)
巴薩通拉木山 (45)
諾莫渾烏巴什山 (46)
格爾吉匝噶那山 (47)
薩音苦布渾山 (48)
洞布倫山 (49)
蘇克布蘇克木山 (50)
郭章魯苦噶爾牙山 (51)
硇什達爾烏蘭達布遜山 (52)
錫津烏蘭拖羅海山 (53)

東喇岡里山 (67)
牧童山 (68)
畢拉克喇丹速克山 (69)
喇岡木克馬山 (70)
那克碩忒山 (71)
索克山 (72)
秦布麻爾査布馬素穆山 (73)
匝納克山 (74)
布穆禮山 (75)
麻穆佳木岡里山 (76)
家馬隆立山 (77)
達牙里山 (78)
塞喇馬岡里山 (79)
尼木布春木布立岡里山 (80)
察喇岡里山 (81)
噶爾布岡里山 (82)
公喇岡里山 (83)
達木永隆山 (84)
多爾濟雨兒珠母山 (85)
卓摩山 (86)
巴特馬郭出山 (87)
巴爾丹嵬柱山 (88)
噶穆布鼐山 (89)
喇母立岡里山 (90)
郭拉将噶爾鼎山 (91)
阿母尼甘薩穆山 (92)

鶴秦嶺 (54)
伊克諾莫渾烏巴西嶺 (55)
拜都嶺 (56)
陽噶拉嶺 (57)
拉中拉千嶺 (58)
噶穆巴拉嶺 (59)
桂冷嶺 (60)
郭噶拉嶺 (61)
岡噶拉嶺 (62)
百爾根拉嶺 (63)
巴拉嶺 (64)
楚拉嶺 (65)
色穆隆喇嶺 (66)

龍前嶺 (26)
邦拉嶺 (27)
狼拉嶺 (28)
査拉克浪萬嶺 (29)
芝麻拉嶺 (30)
麻爾岳木嶺 (31)

弩卜公拉嶺 (93)
沙魯拉嶺 (94)
噶克岡里嶺 (95)
彊固拉嶺 (96)

郎拉嶺 (97)
察察嶺 (98)
巴第和木布嶺 (99)
匝穆薩拉嶺 (100)

匝噶里嘛尼圖崖 (#)
[山川]岡底斯山 (1)
札布列佳爾布達克那山 (13)
狼千喀巴布山 (5)
悶那克尼兒山 (6)
馬布加喀巴布山 (7)
遮達布里山 (3)
僧格喀巴布山 (2)
薩木泰岡山 (8)

岡里木孫山 (4)
凡木蘇木岡古木山 (12)
巴爾中岡前山 (11)
枯木岡前山 (10)
達木楚克喀巴布山 (9)
上古牙拉克馬拉克山 (14)
舒爾木蔵拉山 (22)
角烏爾中山 (17)
斜爾沖山 (16)
掲木拉舒爾木山 (15)
策林吉納山 (23)
朱木五馬山 (24)
草索克博山 (18)
郎布山 (19)
達爾古山 (20)
岡噶爾沙彌山 (21)
努金岡蒼山 (25)

楚五里山 (32)
公拉岡里山 (33)
牙拉尚布山 (34)
帀里山 (35)
達克卜悉立岡前山 (36)
魯木前噶爾瓦噶爾布山 (37)
獨龍岡里山 (38)
薩木坦岡札山 (40)
年前唐拉山 (39)
公噶巴喀馬山 (41)
布喀山 (44)
尼庫里山 (42)
都克立山 (43)
諾莫渾烏巴什山 (46)
巴薩通拉木山 (45)
格爾吉帀噶那山 (47)
薩音苦布渾山 (48)
洞布倫山 (49)
蘇克布蘇克木山 (50)
郭章魯苦噶爾牙山 (51)
硇什達爾烏蘭落布遜山 (52)
錫津烏蘭拖羅海山 (53)

牧童山 (68)
東喇岡里山 (67)
畢拉克喇丹速克山 (69)
喇岡木克馬山 (70)
秦布麻爾査布馬素穆山 (73)
索克山 (72)
那克碩忒山 (71)
帀納克山 (74)
布穆禮山 (75)
麻穆佳木岡里山 (76)
尼木布春木布立岡里山 (80)
塞喇馬岡里山 (79)
家馬隆立山 (77)
達牙里山 (78)
察喇岡里山 (81)
噶爾布岡里山 (82)
公喇岡里山 (83)
達木永隆山 (84)
多爾濟雨兒珠母山 (85)
卓摩山 (86)
巴特馬郭出山 (87)
巴爾丹嵬柱山 (88)
郭拉将噶爾鼎山 (91)
噶穆布鼐山 (89)
喇母立岡里山 (90)
阿母尼甘薩穆山 (92)

鶴秦嶺 (54)
伊克諾莫渾烏巴西嶺 (55)
拜都嶺 (56)
陽噶拉嶺 (57)
拉中拉干嶺 (58)
噶穆巴拉嶺 (59)
桂冷嶺 (60)
郭噶拉嶺 (61)
岡噶拉嶺 (62)
百爾根拉嶺 (63)
巴拉嶺 (64)
楚拉嶺 (65)
色穆隆喇嶺 (66)

龍前嶺 (26)
邦拉嶺 (27)
狼拉嶺 (28)
査拉克浪萬嶺 (29)
芝麻拉嶺 (30)
麻爾岳木嶺 (31)

弩卜公拉嶺 (93)
沙魯拉嶺 (94)
噶克岡里嶺 (95)
彊固拉嶺 (96)

郎拉嶺 (97)
察察嶺 (98)
巴第和木布嶺 (99)
帀穆薩拉嶺 (100)

帀噶里嘛尼圖崖 (#)
《察木多》
畢拉克喇丹速克山 (69)
喇岡木克馬山 (70)
那克碩忒山 (71)
索克山 (72)
秦布麻爾査布馬素穆山 (73)
匝納克山 (74)
家馬隆立山 (77)
達牙里山 (78)
塞喇馬岡里山 (79)
尼木布春木布立岡里山 (80)
察喇岡里山 (81)
噶爾布岡里山 (82)
公喇岡里山 (83)
達木永隆山 (84)
多爾濟雨兒珠母山 (85)
卓摩山 (86)
巴特馬郭出山 (87)
巴爾丹嵬柱山 (88)
阿母尼甘薩穆山 (92)
(・・・)
弩卜公拉嶺 (93)
沙魯拉嶺 (94)
噶爾岡里嶺 (95)
(・・・)

《洛隆宗》
(・・・)
布穆禮山 (75)
麻穆佳木岡里山 (76)
(・・・)

《碩般多》
(・・・)
喇岡里山 (67)
牧童山 (68)
彊固拉嶺 (96)
(・・・)

《達隆宗》
(・・・)
沙工喇山 (--> 沙爾公拉 (63))
魯工喇山 (--> 弩普公拉嶺 (63))

(・・・)

《拉里》
(・・・)
拉里大山 (--> 平達拉嶺 (63))
(・・・)

《貢賦附》
(・・・)
楚五里山 (32)
公拉岡里山 (33)
牙拉尚布山 (34)
匝里山 (35)
達克卜悉立岡前山 (36)
魯木前噶爾瓦噶爾布山 (37)
独龍岡里山 (38)
年前唐拉山 (39)
薩木坦岡札山 (40)
公噶巴喀馬山 (41)
尼庫里山 (42)
都克立山 (43)
布喀山 (44)
巴薩通拉木山 (45)
諾莫渾烏巴什山 (46)
格爾吉匝噶那山 (47)
薩音苦布渾山 (48)
洞布倫山 (49)
蘇克布蘇克木山 (50)
郭章魯苦噶爾牙山 (51)
硇什達爾烏蘭落布遜山 (52)
錫津烏蘭拖羅海山 (53)
(・・・)
鶴秦嶺 (54)
伊克諾莫渾烏巴西嶺 (55)
拜都嶺 (56)
陽噶拉嶺 (57)
拉中拉于嶺 (58)
噶穆巴拉嶺 (59)
桂冷嶺 (60)
郭噶拉嶺 (61)
岡噶拉嶺 (62)
百爾根拉嶺 (63)
巴拉嶺 (64)
楚拉嶺 (65)
色穆隆喇嶺 (66)
(・・・)

《後藏》
達木楚克喀巴布山 (9)
枯木岡前山 (10)
巴爾中岡前山 (11)
凡木蘇木岡古木山 (12)
札布列佳爾布達克那山 (13)
上古牙拉克馬拉克山 (14)
掲木拉舒爾木山 (15)
斜爾冲山 (16)
角烏爾冲山 (17)
草率克博山 (18)
郎布山 (19)
達爾古山 (20)
岡噶爾沙彌山 (21)
策林吉納山 (23)
舒爾木藏拉山 (22)
朱木五馬山 (24)
弩金岡蒼山 (25)
(・・・)

《阿里》
岡底斯山 (1)
僧格喀巴布山 (2)
遮達布里山 (3)
岡里木孫山 (4)
狼千喀巴布山 (5)
悶那克尼兒山 (6)
馬布加喀巴布山 (7)
薩木泰岡山 (8)
郎拉嶺 (97)
察察嶺 (98)
巴第和木布嶺 (99)
匝穆薩拉嶺 (100)
Amiot1789 Amiot・Klaproth1822 Klaproth1826 大清一統志
(乾隆九年版)
欽定大清一統志
(巻413)
嘉慶重修一統志
(巻547)
西藏圖考
(巻之五)

[ 解説 ]
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阿里-2
阿里-3
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衛・山 衛-1
衛-2
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衛-10
衛-11
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喀木・山 喀木-1
喀木-2
喀木-3
喀木-4
喀木-5
喀木-6
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喀木-8
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List of 7000m & 8000m Peaks in the Himalaya
Copyright by Y. YAMAUTI (2024)

[ Commentary ]
(Appendix 4: Mountains of Tibet which are listed on the "Ta-ch`ing i-t`ung-chih: authorized version (欽定大清一統志)")


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