新潮文庫 夏のキャンペーン広告
新潮文庫ベスト100
新潮文庫の100冊
*** コメント (2007)***



新潮文庫の100冊
(2007年)
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○配列
  • 名作(ランダム)
  • 現代文学(ランダム)
  • 海外文学(ランダム)
  • エッセイ・ノンフィクション(ランダム)

★新規採用作家

●復活した作家

▼交代した作家#は10年以上継続して採用されてきた作家)


○コメント

今年の100冊のパンフレットも、Yondaくんのキャラクターで黄色と黒の2色デザインです。今年のYondaくんはビーチリゾート中(花冠をし、サーフィンを片手に持っているからおそらく行き先はハワイ?)で例年になくお気楽モードの感じです。新潮社の100冊のHPも充実していて、昨年開設された過去の100冊に関するさまざまな情報もUpdateされています。
今年の100冊は、複数作品(2冊)を採用している作家(夏目漱石芥川龍之介太宰治江國香織重松清梨木香歩星新一)や1年毎に採用作品を交互に変えている作家(川端康成北村薫松本清張)はメンバーが多少入れ替わってますが、採用方針は昨年とほとんど変わらないという印象を受けました(ちなみに、パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』とだけ記載されているので、採用作家数を数えてみると98人(105冊)でした)。
今年の復活・交代作家のリストをみてゆくと、柳田国男
(細かいことですが、パンフレットには"やなぎだ"[YANAGIDA]と表記されていますが、正しくは"やなぎた"[YANAGITA])の復活(とはいっても、彼の代表作といえる「遠野物語」ではなく、「日本の昔話」が採用)とシェイクスピアの交代(1990年にも採用されませんでしたが翌年には復活。おそらく近いうちに復活するでしょう。)が目につきました。
今年のプレゼントは、近年多かったストラップ系ではなく、アロハブックカバーです。ここでもリゾート(ハワイ)のコンセプトを出すのなら、採用作品の中にもリゾートに関連した作品を入れてみてもよかった(私なら池澤夏樹「ハワイイ紀行」を挙げる)と思います。
(文中敬称略)(2007.7.1)

新聞広告・パンフレット表紙の変遷
キャッチフレーズ・キャラクターの変遷
キャンペーン・プレゼント等の変遷
採用作品の変遷
コメント 参考資料・註
旧稿(1998), 1999, 2000-2001, 2002-2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010
2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 20162017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022, 2023, 2024
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