新潮文庫
夏のキャンペーン広告 新潮文庫ベスト100 新潮文庫の100冊 |
キャッチフレーズ キャラクターの変遷 (1961~2024) |
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年 | 新聞広告のキャッチフレーズ | 日本作品の配列 | 海外作品の配列 | 備 考 | ||||
1961 | 精選1,300余点…・・ | ランダム | ランダム | * | ||||
1962 | なし | ランダム | ランダム | ポケットライブラリーのリストも掲載 | ||||
1963 | 心の詩をもとめて・・・・ | ランダム | ランダム | ポケットライブラリーのリストも掲載 | ||||
1964 | 世界の文学に親しもう | ランダム | ランダム | * | ||||
1965 | 世界の文学に親しもう | ランダム | ランダム | * | ||||
1966 | 世界の文学に親しもう | ランダム | ランダム | * | ||||
1967 | 世界の文学に親しもう……新潮文庫6つの箱 | 分野別 | 分野別 | 青春(2ケース)、人生(3ケース)、恋愛(1ケース)の観点から世界の名作を15冊ずつ6つの化粧箱に収め、選者(河盛好蔵、平野謙)による作品解説を付ける。 (「新潮社100年図書総目録」より) |
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1968 | 夏休みの読書プランは《新潮文庫》で! | ランダム | ランダム | 文庫版では新潮文庫でしか読めない本のみリストアップ | ||||
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年 | 新聞広告のキャッチフレーズ | 配列 | 備考 | |||||
1969 | 夏休みにおくる《新潮文庫》のベストセラー100点 | ランダム (日本作品と海外作品が混在) |
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1970 | 若い人が選んだ<新潮文庫>のベスト100 | ランダム (日本作品と海外作品が混在) |
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1971 | 充たされた時間を創る 若者の愛読書ベスト100! |
ランダム (日本作品と海外作品が混在) |
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1972 | 新潮文庫ベスト100クイズ | ランダム (日本作品と海外作品が混在) |
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1973 | 新潮文庫ベスト100クイズ | ランダム (日本作品と海外作品が混在) |
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1974 | 新潮文庫ベスト100クイズ | ランダム (日本作品と海外作品が混在) |
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1975 | 新潮文庫ベスト100クイズ | ランダム (日本作品と海外作品が混在) |
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年 | パンフレット表紙に記載されたキャッチフレーズ ()内は新聞広告のキャッチフレーズ |
パンフレット表紙のキャラクター ()内は新聞広告のキャラクター |
巻頭の言葉 | 日本作品の配列 | 海外作品の配列 | 備考 | ||
1976 | いま、きみだけが持つ時間 | 新潮文庫 ぶどうのマーク |
は じ め に 新潮文庫は、大正三年発刊以来、三千余点を刊行し、親しみぶかい文学の宝庫として読者の皆さんの支持を得てまいりました。収録作品は、時代の試練を経た古典的名作、あるいは新鮮な現代文学の秀作であり、いずれも読書のたのしみを満喫させてくれるものばかりであると信じます。しかし、若い皆さんが、これらの膨大な作品群を前にして、どの一冊から手にとっていったらいいか、とまどわれることもまたあろうかと思われます。 そこで新潮文庫では、小社創立八十年記念事業として全国の高等学校に寄贈している新潮文庫特製セットの収録作品をもとに、若い読者の皆さんのために100点の作品を厳選しました。どの作品も、若者の心をとらえ、多大な共感をもって迎えられた名作、話題作ばかりです。人間形成の上に大きな役割りを有する若き日の読書のお役に立てば幸いです。 昭和五十一年五月 新 潮 社 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | 「新潮文庫ベスト100」を近・現代の名作を中心とする「新潮文庫の100冊」に変更。 (「新潮社100年図書総目録」より) |
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1977 | なし (本はいつでも読めると思うのはまちがいだ) |
新潮文庫 ぶどうのマーク (ヘミングウェイ) |
本はいつでも、自由に読むことができるものです。しかし、無限の可能性を秘めた青春時代に出会う一冊の本は、他のどんな本よりも大きな意味を持つことになるでしょう。また、柔軟な心を持った若い時代に読んでおかないと、その作品の本当の良さを、一生味わえないで終わってしまうということもあります。 よく、ドストエフスキーを読む前と後とでは、人生に対する見方が全く変ってしまうといわれます。それほど、人間形成の途上に占める本の役割は大きなものです。 「新潮文庫の100冊」は、青春時代の、本との貴重な出会いのために、新潮文庫1400余冊のなかから、選んだものです。いずれも、時代を超えて若い人々の心をとらえ、多大な共感をもって迎えられた作品です。青春の一頁の豊かな思い出に、新しい出発のために、どの一冊からでも、手に取ってみてください。 新 潮 社 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | (パンフレットの情報は、岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)、新潮社HP(2007)による。)現物パンフを入手し確認 [2018.8] | ||
1978 | なし (知性って、すぐに眠りたがるから、若いうちよ。) |
新潮文庫 ぶどうのマーク (桃井かおり) |
知性はすぐに眠りたがります。 青春時代の、のびやかな心を持っている間に知性をみがいておかないと、知性はいつのまにか、錯綜した社会生活のなかで眠りこんでしまいます。 輝(て)りつける太陽のもとでのスポーツも、郷愁を訪ねる旅行も、あなたの人生に素晴らしい体験を与えてくれるでしょう。しかし、流れ落ちる汗を拭くこともなく没頭させる、一冊の文庫本との出会いは、あなたを、かけがいのない新しい世界に導いてくれます。 そして、柔軟な心に刻まれた数々の偉大な精神の葛藤の軌跡は、生涯にわたって消えることなく、あなたの知性を揺り起し続けることでしょう。 この夏、新潮文庫1400余冊のなかから選んだ「新潮文庫の100冊」で、豊かな心の時間を味わってください。 新 潮 社 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | 「新潮文庫の100冊」キャンペーンに初めてテレビ・コマーシャルを採用。(「新潮社100年図書総目録」より) | ||
1979 | なし (この本読み切れば、小麦色。) |
静物画 【高山辰雄:画】 (桃井かおり) |
流れ落ちる汗を拭くこともなく、照りつける太陽の光もいとわずに没頭できる時間がある。 いい本との出会いは、時の流れを忘れさせる。 その時、小さな一冊の文庫本は、限りない衝撃とともに、重く深い感動をあなたの心によび起こすことでしょう。 やがて、その文庫本を読み終えた時、あなたは、美しく小麦色に変身し、新しい世界へと歩み出していることでしょう。 多くの人々に読みつがれてきた作品には、ほかでは決して得ることのできないものが秘められています。この夏、新潮文庫1500余冊のなかから選ばれた、「新潮文庫の100冊」で、豊かな心の時間をすごしてください。 新 潮 社 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | |||
1980 | なし (バイバイ、3冊坊主くん。) |
絵画 【沢田哲郎:画】 (岸本加世子) |
本は、いつどこででも、先人のすばらしい言葉に耳を傾けたり、空想に浸ったりすることができるコンパクトな別世界です。 しかし、この別世界の中に入っていくにはちょっとした工夫が必要です。それは、与えられたものだけを読んですます”三冊坊主”にならないこと、自分の目で、あるいは友だちと語り合って本を選び、一冊ごとに異なった小宇宙を持つ本を、一冊ずつ読み進めていくことです。 「新潮文庫の100冊」は、本の世界の入口に立って迷っている人の道標になるように、1500余冊の新潮文庫の中から、特に、若いうちに一度は読んでおきたい本ばかり選んだものです。 この中から、あなたはきっと本を読む楽しさをみつけることでしょう。くれぐれも”三冊坊主”にならないように・・・・・・。 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | (パンフレットの情報は、岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)、新潮社HP(2007)による。)現物パンフを入手し確認 [2019.8] | ||
1981 | キャラクター表紙版 | ひとりになったら本を読む。 | 坂本龍一(YMO) | 友達と一緒でなければ味わえない楽しみがある。 スポーツ、旅行、愉快な会話。 それとは反対に、ひとりでなければ味わえない楽しみもある。なかでも、本を読む楽しみは、ほかに替えがたいものではないだろうか。 ページを開いて、ひとつの人生と向き合う。一冊の本には、ひとつの人生が刻まれている。さまざまな時代のさまざまな人生が、たしかな手ごたえとなって伝わってくる時、深い感動を呼び起こさずにはおかないだろう。 だから、 ひとりになったら本を読む。 新潮文庫1600冊のなかから選び抜かれた「新潮文庫の100冊」で、ひとりの楽しみを味わってください。 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | キャラクター表紙版パンフレットの情報は、現物確認及び岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)による。 | |
イラスト表紙版 | なし | イラスト 【ヘンリー・ミラー 石版画 edition 久保貞次郎】 |
イラスト表紙版パンフレットの情報は新潮社HP(2007)による。現物パンフを入手し確認 [2024.7] | |||||
1982 | なし (坂本くん、大きなことをやろうじゃないか。) |
絵画 【Victor VASALERY: "KABA-II"】 (坂本龍一) |
たとえムリだとわかっていても、夢は大きいほうがいい。 会社人間になってマイホームのローンに一生を捧げるのも、趣味人間になって人生からおりてしまうのも、どちらも拒否したい。親のすすめる相手と見合いして、結婚したら子供は二人---これが人生の予定だとしたら、あまりに暗い話じゃないか。 大きいことをやろうじゃないか。 幕末の志士、坂本竜馬は、下級武士の家に生れながら、日本を変える夢をみていた。 実現するかどうか思い悩んだら、せっかくの夢がしぼんでしまう。ばかばかしくてもいい、思いっきり大きな夢をみよう。 新潮文庫1600冊から選びぬかれた「新潮文庫の100冊」には、人生の夢がぎっしり詰まっているのです。 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | (パンフレットの情報は、岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)、新潮社HP(2007)による。)現物パンフを入手し確認 [2022.7] | ||
1983 | キャラクター表紙版 | やる時は、やります。読む時は、読みます。 | 江川卓 | 時には肩の力を抜くことが必要だ。 いつでも全力投球していたら、すぐに体が参ってしまう。一日中参考書とにらめっこしていても能率は上がらない。人生、先は長いのだから、時々立止まって深呼吸してみるといい。 ただし、肩の力を抜きっぱなしにしてしまってはいけない。いざという時、アクセル全開でダッシュ できるように、心の中でこういおう---。 やる時はやります。読む時は読みます。 「新潮文庫の100冊」は、読む時(強調のテン)のために、1800冊に及び新潮文庫のレパートリーから選りすぐった作品ばかりだ。 精神の深呼吸、さてどれからとりかかるかを決めるのは君だ。 (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | ||
イラスト表紙版 | なし | イラスト 【久里洋二:画】 |
イラスト表紙版パンフレットの情報は、岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)等による。 A.K.W.さんの協力で現物パンフを入手し確認 [2022.7] |
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1984 | 100冊ぜんぶ読むと、とんでもないことになると思う。 | 井上陽水 | 100冊ぜんぶ読むと、 とんでもないことになると思う。 どんなに厳しい国語の先生でも「新潮文庫の100冊をぜんぶ読むこと」なんていう宿題は出さないと思います。それは、たった1冊の本で人生が変ってしまうくらいなので、100冊も読んだらどうなるか見当もつかないからではないでしょうか。でも、30歳くらいまでには、徐々に、100冊ぜんぶ読んでみたいものですね。ちなみに、総合計の金額は、33、620円です。買ってから何度読みかえしても、追加料金は必要ありません。 (コピー=糸井重里) (原文縦書き) |
年代順 | 国別 | (パンフレットの情報は、岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)、新潮社HP(2007)による。)現物パンフを入手し確認 [2022.7] | ||
1985 | インテリゲンちゃんの、夏やすみ。 | 小林薫 | 流れる汗をぬぐうハンカチみたいに、いつも一冊、忘れずに持ち歩く。新潮文庫は、そういうものです。山にも海にもプールにも、新潮文庫は、くっついていきたい。荷物にならない、ためになる。ご両親も先生も、きっとおよろこびになるはずです。嘘だと思うなら実行してごらんなさい。おかしいくらいに、さまざまな良い効果がありますよ。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1986 | 拳骨で読め。乳房で読め。 | 緒方拳 | ? | 作者名順 | 作者名順 | パンフレットの情報は、岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)、新潮社HP(2007)による。 | ||
1987 | 僕は、夏の赤ん坊です。 | 陣内孝則 | 夏は、僕らを赤ん坊みたいにしてしまいます。夏になると、着ているものばかりでなく、こころも裸にちかくなるみたいです。ちょっと曲っていた臍(へそ)がまっすぐになる。見栄とか衒(てら)いとかが、照りつける太陽のせいなのか、蒸発してしまうみたいです。汗のように涙がでるのも、地面を叩いて怒るのも、ちっとも変じゃない。たいていの人は、夏には何度か、赤ん坊になるような気もします。そういう季節に、いい本にめぐりあえたら、本当に幸福ですね。いい本は・・・・たくさんあります。選びぬかれた100冊が、新潮文庫にあります。言葉を、イメージを、赤ん坊がおっぱいを吸いこむみたいに、力強く吸ってください。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1988 | とーちゃんも、夏、読んだ。 | 陣内孝則 | 意外に思えるあの方も、若さの夏、新潮文庫を読んでおりました。汗をかきかき、西瓜を食べ食べ、ページめくっておりました。信じがたいかもしれませんが、あのひとだって、青空の夏、新潮文庫を読みました。左手にハンカチーフを持ち、木かげで文学してました。あの方と、あのひとの息子として娘として生まれたあなたも、夏はきっと新潮文庫を読みます。ずっと、ずっと、夏はそんなふうです。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1989 | イラスト表紙版 | なし | イラスト 【たむらしげる: 画】 [宇宙とボート] |
? | 作者名順 | 作者名順 | イラスト表紙版パンフレットの情報は、政宗九氏の調査結果(2001/7~10)による。 | |
キャラクター表紙版 | 少年少女をやめた夏。 | 陣内孝則 | ずっと後になってわかるのですが、コドモであることをやめる年っていうのがあるみたいです。突然に背が伸びる年があるように、それは、やっぱり、あるんです。たいていは、熱い夏で、ほとんどのキッカケが本との出会いです。新潮文庫でオトナになった少年少女も、全国にたくさんいます。痛くもないし、苦しくもないけれど、胸が痛いような苦しいようなじれったい気分になります。でも、とても快感があるので、オトナになってからも、もう一度あの年の自分にもどってみたいと思ったりしてしまいます。新潮文庫は、今年の夏も、たっぷり用意されてます。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | (キャラクター表紙版パンフレット、キャッチフレーズの情報は、D. IIJIMA氏からの私信(98/6)、新潮社HP(2007)等による。) A.K.W.さんの協力で現物パンフを入手し確認 [2022.7] |
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1990 | なし (ボクハ読ムノガ遅イ人。) |
イラスト 【方諸良: 画】 (オットセイ) |
遅読のススメ。 ゆっくり、少しもあわてずに、読書するのもよいと思います。たくさんのことを、速く知りたい人がいても、ぜんぜんかまわないけど。その本を書いた人と、おんなじくらいの時間をかけて、じっくり読むのはいいもんです。ひとつのコトバ、ひとつの活字、インクや紙のにおいまで、たっぷり吸いこむ。日の長い夏なら、そういうことができます。そういうふうに読める濃い本を、新潮文庫はたくさん用意しています。 (原文縦書き) |
年代順 | ランダム | キャンペーンのセット出荷目前にキャンペーン・キャラクターの起用が中止となり、動物写真にきりかえる。 (「新潮社100年図書総目録」より) |
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1991 | 朝顔と百頁。蝉と五十頁。蛙の声で百頁。 | 宮沢りえ | なかなか本読む時間がとれなくて、なんてのは大人の言い訳。時間なんて、あちこちにいっぱい落ちてるんですよね。新潮文庫だったら持ち歩くのにも便利だし、しおりのリボンもついてるから、すぐ読みはじめられる。趣味は読書ですって言うより、クセは読書かなってほうがカッコいい。いいクセつけるきっかけは、夏休みから。乾布マサツとかも、はじめてみましょうか。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1992 | イラスト表紙版 | なし | イラスト 【飯田淳:画】 |
なし | 作者名順 | 作者名順 | ||
キャラクター表紙版 | 十年後の夏、また泣いた。 | 宮沢りえ | いちど読んだはずの本なのに、ずいぶん胸をたかならせた本だったのに、すっかり忘れていることがある。『野菊の墓』は「幽明遥けく隔つとも僕の心は一日も民子の上を去らぬ」と結んでいた。「窓がらす」は雨つぶのために曇りながらまだがたがた鳴りました」と終るのは『風の又三郎』。むかしの友だちに会うように、まえに読んだ新潮文庫を、また読んでみようか。名作は、また別のもっといい顔をして、読者を泣かせてくれるんだ。 (原文縦書き) |
(キャラクター表紙版パンフレットの情報は、D. IIJIMA氏からの私信(98/6)、新潮社HP(2007)による。) A.K.W.さんの協力で現物パンフを入手し確認 [2023.7] |
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1993 | 青空は、史上最大の読書灯である。 | 永瀬正敏 | 夏休みになって気がついた。当り前のことに気がついた。夜読むばかりが本ではない。電気もランプもない時代、ちゃんと書を読む人がいた。そいつをうっかり忘れてた。汗をかいたり、西瓜を食ったり、夏はいろんな楽しみがある。しかもたっぷり本読める。可愛い生徒や小憎らしい生徒たちに、そういうことを教えてやろう。何をいまさら、か? (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1994 | キャラクター表紙版 | 夏の頭は感じやすい。 | 永瀬正敏 | 道端の雑草だって、夏はスクスク伸びている。人間も夏にぐんぐん育つものらしい。背丈もそうだけど、頭のなかも。渇いた土に水がしみこむように、この季節に読んだ本は血になり肉になると、人生の先輩たちも言ってます。速読熟読、おおいに結構。遅読、乱読、いいじゃないですか。誤読も、積ん読も大歓迎。感じやすい夏の頭に、カケラほどでも新しい刺激があれば、自分への大きな贈りものになります。生きものは夏育つ。不思議な夏の法則を信じて、新潮文庫を手にしてください。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | ||
イラスト表紙版 | なし | イラスト 【古瀬稔:画】 |
? | イラスト表紙版パンフレットの情報は、岡崎武志「文庫本雑学ノート二冊目」(ダイヤモンド社, 2000年)による | ||||
1995 | キャラクター表紙版 | パンツいっちょで、文学三昧 | 永瀬正敏 | 本を書く人は、自由に書きます。善いことからも悪いことからも、自由。何にもしばられずに文章をつづります。本を読む人も、自由です。特に夏休みは、のびのび。腹ばい読み、夜ふかし、あくびしながら・・・誰に注意されることもなく、自分の読書が楽しめます。「文学」とフランクにつきあえる絶好のチャンス。著者たちへの尊敬はもちろん大切ですが、とにかく、たっぷりどっぷり本の世界にひたるのが一番。新潮文庫は、ハマれる本ぞろい。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | ||
イラスト表紙版 | なし | イラスト | ? | イラスト表紙版パンフレットの情報は新潮社HP(2007)による。 | ||||
1996 | 「ワタシヲ、読ンデ」、その本は言った。 | 小泉今日子 | あなたが本を探すように、本もあなたを探しているような気がします。きっと、本は、たとえ無意識にでも、どんな人に読んでほしいかを考えて書かれているからなのでしょう。あなたと本との最も幸福な出合いは、あなたに読まれたがっている本を見つけることから。新潮文庫の夏の100冊は、特に、夏休みのある若い人たちに読まれたがっている名作をラインナップしています。いい出合いを・・・・・・。 (原文縦書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1997 | Yonda? | パンダのぬいぐるみ | Yonda? 世の中には、「名作」とよばれる本を読む人と読まない人がいます。読まない人のいいぶんは、たぶん、「みんなと同じじゃツマラナイし」とか、「立派すぎて教科書のようだ」とか、そういうことなのでしょう。 もったいない、なぁ。だって、何千万人がじーんとしたり、何百万人がクラクラッときた、折り紙つきの中味なわけですからね。読みさえすれば、あなたが新しい「じーん」の一人になる確率は、きわめて高いのではないですか。この夏も新潮文庫は、特別で必読で名作な「百冊」を用意して、若いみなさんに「Yonda?」とたずねたいと思います。 (原文横書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1998 | Yonda? | パンダのイラスト | Yonda? 発売たちまち50万部突破!100万部突破!の「話題のベストセラー」にくらべると、いわゆる「名作」というやつは、地味なものにみえたりします。「有名だけどいまさらね」と、敬いつつ遠ざけられることも多いようです。でもね、ちょっと待っていただきたい。「名作」は、なにも、骨とう屋のお宝じゃあない。現に、新潮文庫のリストの中には、何百万部もの読者をカクトクして、いまなおバリバリに読まれつづけている現役まっさいちゅうの「名作」が、いくつもある。なぜ、そんなに読まれつづけるのかって?答えは単純明快。「おもしろいから」なのです。この夏も新潮文庫は、特別で必読で名作な「百冊」を用意して、若いみなさんに「Yonda?」とたずねたいと思います。 (原文横書き) |
作者名順 | 作者名順 | |||
1999 | なし | パンダのイラスト | Yonda? さあ、読書の夏だ!! (原文横書き) |
年代順(名作) ランダム(現代作家) |
作者名順 | 作品の区分が、名作、現代文学、海外文学、エッセイ・ノンフィクションの4つに変更される。 | ||
エッセイ・ノンフィクション(ほぼ作家名順) | ||||||||
2000 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
採用冊数順※ (名作) 採用冊数順※ (現代文学) |
採用冊数順※ | 採用作品が50冊増えて150冊となったため、「新潮文庫の100冊+50」に変わる。 ※採用冊数が同じものについては作家名の50音順に配列 |
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ランダム(エッセイ・ノンフィクション) | ||||||||
2001 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
採用冊数順※ (名作) 採用冊数順※ (現代文学) |
採用冊数順※ | 「新潮文庫の100冊」に戻るが、121冊が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) ※採用冊数が同じものについては作家名の50音順に配列 (エッセイ・ノンフィクションについては若干例外あり) |
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採用冊数順※(エッセイ・ノンフィクション) | ||||||||
2002 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
採用冊数順※ (名作) ほぼ採用冊数順※ (現代文学) |
作者名順※ | 112冊が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) ※採用冊数が同じものについては作家名の50音順に配列 (現代文学の柳美里については2冊採用にもかかわらず最後に配置) |
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採用冊数順※(エッセイ・ノンフィクション) | ||||||||
2003 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
採用冊数順※ (名作) 採用冊数順※ (現代文学) |
採用冊数順※ | 104冊が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) ※採用冊数が同じものについては作家名の50音順に配列 |
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採用冊数順※(エッセイ・ノンフィクション) | ||||||||
2004 | 早期版 | なし (p1のイラスト上部にYonda?) |
パンダのイラスト (万年筆を持って立つYonda君) |
Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) |
ランダム | 採用作品については通常版とかわらないが、全体の構成が多少異なる(通常版との異同箇所は下記のとおり)。両者を比較すると、このパンフレットは通常版よりも早期に一部地域に配布(6月上旬頃に学校関係か?)されたものと推測される。(2019/7追記)
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採用冊数順※(エッセイ・ノンフィクション) | ||||||||
通常版 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト (ヨットで本を読むYonda君) |
Yonda? (原文横書き) |
同上 | 103冊が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) ※採用冊数が同じものについてはランダムに配列 |
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2005 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) |
ランダム | 100人の作家の作品(103冊)が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。2005年は100人の作家の作品を自信をもっておすすめします。』と記載されている) |
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ランダム(エッセイ・ノンフィクション) | ||||||||
2006 | 早期版 | なし (裏表紙にYonda?) |
パンダのイラスト (Yonda君ジェットコースターに乗る) |
Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) ランダム(エッセイ・ノンフィクション) |
ランダム | 採用作品については、通常版とかわらないが、イラストや全体の構成が多少異なる(通常版との異同箇所は下記のとおり)。両者を比較すると、このパンフレットは通常版よりも早期に一部地域に配布(6月上旬頃に学校関係か?)されたものと推測される。
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通常版 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト (ソファに寝そべるYonda君) |
Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) ランダム(エッセイ・ノンフィクション) |
ランダム | 100人の作家の作品(105冊)が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。2006年は100人の作家の作品を自信をもっておすすめします。』と記載されている) |
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2007 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) ランダム(エッセイ・ノンフィクション) |
ランダム | 98人の作家の作品(105冊)が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) |
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2008 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) ランダム(エッセイ・ノンフィクション) |
ランダム | 98人*の作家の作品(105冊)が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) *竹内薫・茂木健一郎 両氏の作品は共著のため1名分としてカウント |
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2009 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) ランダム(エッセイ・ノンフィクション) |
ランダム | 100人*の作家の作品(104冊)が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) *竹内薫・茂木健一郎 両氏の作品は共著のため1名分としてカウント *阿刀田高、宮部みゆき、高橋克彦、乃南アサ、鈴木光司、夢枕獏、小池真理子 各氏の短編を収録した「七つの怖い扉」については1名分としてカウント |
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2010 | なし (パンフレット表紙裏にYonda?) |
パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) ランダム(エッセイ・ノンフィクション) |
ランダム | 100人*の作家の作品(106冊)が採用される。 (パンフレット巻末の作品名索引欄外には『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。』と記載されている) *池谷裕二・糸井重里/小山鉄郎・白川静/養老孟司・宮崎駿 の各作品は共著のため1名分としてカウント *阿刀田高、宮部みゆき、高橋克彦、乃南アサ、鈴木光司、夢枕獏、小池真理子 各氏の短編を収録した「七つの怖い扉」については1名分としてカウント |
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2011 | Yonda? | パンダのイラスト | Yonda? (原文横書き) |
ランダム(名作) ランダム (現代文学) ランダム(エッセイ・ノンフィクション) |
ランダム | 103人*の作家の作品(109冊)が採用される。 *小林秀雄・岡潔/吉本隆明・糸井重里/養老孟司・宮崎駿 の各作品は共著のため1名分としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2011-7」) |
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2012 | Yonda? | パンダのイラスト | 一冊の本で夏休みの自分が変わるかも 恋したくなる本 今、恋してる人もしてない人も、 恋愛映画みたいな、あのドキドキ感以上の 体験ができます。 興奮する本 もう眠れなくなってしまうくらい、 夢中になります。 ドキドキハラハラ感がクセになります! 泣ける本 思いっきり泣いたあとは、 なんでこんなに気持ちがいいのだろう。 絶対泣ける本を集めました! 面白すぎる本 テレビのお笑い番組もいいけれど、 ひとつ上のエンターテインメントを この夏は体験しませんか? 考える本 夏休みが終わったら、自分が階段を二つも 三つも上がったことに気がつくでしょう! (原文縦書き) |
○恋したくなる本 (14冊) ○興奮する本 (34冊) ○泣ける本 (18冊) ○面白すぎる本 (26冊) ○考える本 (16冊) #各ジャンルは、日本作品、海外作品の順に配列 |
99人*の作家の作品(108冊)が採用される。 *小林秀雄・岡潔/養老孟司・宮崎駿 の各作品は共著のため1名分としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2012-7」) |
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2013 | ワタシの一行 | 「ワタシの一行」参加メンバーの集合イラスト | ワ タ シ の 一 行 本を読んでいると、ふと、 ある一行に心をつかまれることがある。 涙をさそう一行があり、 誰かに語りたくなる一行がある。 ときに一生を変えるような一行がある。 同じ本を読んでも、 読む人によって、読む年齢によって、 心にひびく一行は変わる。 そこが本のおもしろいところ。 今年の夏は、言葉の森へ。言葉の海へ。 新潮文庫の100冊から、 あなたの一行に出会おう。 新潮文庫 (原文縦書き) |
○泣ける本 (20冊) ○ヤバイ本 (27冊) ○恋する本 (23冊) ○考える本 (14冊) ○痺れる本 (27冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
99人*の作家の作品(111冊)が採用される。 *小林秀雄・岡潔/養老孟司・宮崎駿 の各作品は共著のため1名分としてカウント *伊坂幸太郎、石田衣良、白石一文、荻原浩、朝井リョウ、橋本紡、越谷オサム 各氏の短編を収録した「最後の恋 MEN'S」については1名分(=便宜的に伊坂幸太郎氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2013-7」) |
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2014 | 新潮文庫の100冊 2014 | モンスター風キャラクターたちのイラスト | ようこそ、宇宙よりも広い世界へ 新潮文庫の100冊へ 泣ける本 涙を流した分だけ、 優しくなれる。 ひとりでいたい夜は 本と一緒に。 ヤバイ本 ヤバイ、ヤバイ。 これはヤバイ。 君の想像を遥かに越えて、 ヤバイ展開が待っている。 恋する本 恋の秘訣は みんな教えてくれない。 だから人は、 物語を読むらしい。 考える本 考えて、考えて、考える。 それでも正解はない。 たぶん、それが正解。 シビレル本 体中に電気が 流れるような本がある。 その衝撃は、君の人生を ガラリと変えてしまうかも。 (原文縦書き) |
○泣ける本 (24冊) ○ヤバイ本 (24冊) ○恋する本 (24冊) ○考える本 (15冊) ○シビレル本 (24冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
97人*の作家の作品(111冊)が採用される。 *小林秀雄・岡潔/養老孟司・宮崎駿 の各作品は共著のため1名分としてカウント *阿川佐和子、角田光代、沢村 凛、柴田よしき、谷村志穂、乃南アサ、松尾由美、三浦しをん 各氏の短編を収録した「最後の恋 つまり、自分史上最高の恋」については1名分(=便宜的に阿川佐和子氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2014-7」) |
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2015 | 新潮文庫の100冊 2015 この感情は何だろう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
ある日、小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットがやってきました。 「オヤオヤ 珍しいお客さんだね」 ウトウトしてた 本屋のおじいさんは ロボットにたずねました。 「どこからきたんだい?」 「・・・ミライ」 「お名前は?」 「・・・ナイ」 「なにしにきたんだい?」 「・・・ニンゲン、フシギ、ココロ」 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (24冊) ○シビレル本 (24冊) ○考える本 (15冊) ○ヤバイ本 (21冊) ○泣ける本 (23冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
98人*の作家の作品(107冊)が採用される。 *NHKアナウンス室/早野龍五、糸井重里 の各作品は共著のため1名分としてカウント *朝井リョウ、飛鳥井千砂、越谷オサム、坂木司、徳永圭、似鳥鶏、三上延、吉川トリコ 各氏の短編を収録した「この部屋で君と」については1名分(=便宜的に朝井リョウ氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2015-7」) |
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2016 | 新潮文庫の100冊 2016 この感情は何だろう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットが いました。 名前はキュンタ。 今日も窓辺で 本を読んでいます。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (21冊) ○シビレル本 (23冊) ○考える本 (15冊) ○ヤバイ本 (21冊) ○泣ける本 (23冊) #各ジャンル内の作品は、日本作品、海外作品の順に配列 |
96人*の作家の作品(103冊)が採用される。 *NHKアナウンス室/小林秀雄・岡潔/小林昌平・山本周嗣・水野敬也 の各作品は共著のため1名分としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2016-7」) |
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2017 | 新潮文庫の100冊 2017 この感情は何だろう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットがいました。 名前はキュンタ。 今日も本に夢中です。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (20冊) ○シビレル本 (24冊) ○考える本 (15冊) ○ヤバイ本 (21冊) ○泣ける本 (21冊) #各ジャンル内の作品は、日本作品、海外作品の順に配列 |
95人*の作家の作品(101冊)が採用される。 *小林秀雄・岡潔の作品は共著のため1名分としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2017-7」) |
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2018 | 新潮文庫の100冊 2018 この感情は何だろう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボット がいました。 名前はキュンタ。 今日は初めて 海に行く日です。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (19冊)* *七月隆文「ケーキ王子の名推理1, 2」は1冊としてカウント ○シビレル本 (27冊) ○考える本 (15冊) ○ヤバイ本 (21冊) ○泣ける本 (23冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
101人*の作家の作品(105冊)が採用される。 *赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ 各氏の短編を収録した「吾輩も猫である」については1名分(=便宜的に赤川次郎氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2018-7」) |
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2019 | 新潮文庫の100冊 2019 この感情は何だろう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットがいました。 名前はキュンタ。 今日は本を読んでいます。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (20冊)* *七月隆文「ケーキ王子の名推理1, 4」は1冊としてカウント ○シビレル本 (21冊) ○考える本 (21冊) ○ヤバイ本 (21冊) ○泣ける本 (22冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
100人*の作家の作品(105冊)が採用される。 *赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ 各氏の短編を収録した「吾輩も猫である」については1名分(=便宜的に赤川次郎氏分)としてカウント *小林秀雄・岡潔の作品は共著のため1名分(=便宜的に岡潔氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2019-7」) |
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2020 | 新潮文庫の100冊 2020 この感情は何だろう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットがいました。 名前はキュンタ。 今日も本を読んでいます。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (18冊)* *七月隆文「ケーキ王子の名推理1, 5」は1冊としてカウント ○シビレル本 (19冊) ○考える本 (20冊) ○ヤバイ本 (19冊) ○泣ける本 (20冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
92人*の作家の作品(96冊)が採用される。 *赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ 各氏の短編を収録した「吾輩も猫である」については1名分(=便宜的に赤川次郎氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2020-7」) |
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2021 | 新潮文庫の100冊 2021 この感情は何だろう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットがいました。 名前はキュンタ。 窓の外を眺めています。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (20冊) ○シビレル本 (19冊) ○考える本 (20冊) ○ヤバイ本 (19冊) ○泣ける本 (21冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
96人*の作家の作品(99冊)が採用される。 *赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ 各氏の短編を収録した「吾輩も猫である」については1名分(=便宜的に赤川次郎氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2021-7」) |
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2022 | 新潮文庫の100冊 2022 想像力の旅に出よう。 |
ロボットのイラスト (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットがいました。 名前はキュンタ。 今日も本の世界に ドキドキワクワク。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (20冊) ○シビレル本 (18冊)* *加藤シゲアキ「チュベローズで待ってる AGE 22」、「チュベローズで待ってる AGE 32」は1冊としてカウント ○考える本 (20冊) ○ヤバイ本 (19冊) ○泣ける本 (18冊)* *辻村深月「ツナグ」、「ツナグ 想い人の心得」は1冊としてカウント #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
94人*の作家の作品(95冊)が採用される。 *赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ 各氏の短編を収録した「吾輩も猫である」については1名分(=便宜的に赤川次郎氏分)としてカウント *小林秀雄・岡潔の作品は共著のため1名分(=便宜的に岡潔氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2022-7」) |
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2023 | 新潮文庫の100冊 2023 想像力の旅に出よう。 |
ロボットのイラスト (イルカに乗ったキュンタ) (Illustration by Yusei Kakizaki) |
小さな町の 小さな本屋さんに 小さなロボットがいました。 名前はキュンタ。 今日はおじいさんと 海へおでかけです。 (後略) (原文縦書き) |
○恋する本 (20冊) ○シビレル本 (18冊)* *加藤シゲアキ「チュベローズで待ってる AGE 22」、「チュベローズで待ってる AGE 32」は1冊としてカウント ○考える本 (20冊) ○ヤバイ本 (20冊) ○泣ける本 (19冊) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
93人*の作家の作品(97冊)が採用される。 *赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ 各氏の短編を収録した「吾輩も猫である」については1名分(=便宜的に赤川次郎氏分)としてカウント *小林秀雄・岡潔の作品は共著のため1名分(=便宜的に岡潔氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2023-7」) |
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2024 | この夏の感情はいちどきり。 新潮文庫の100冊 2024 |
ロボットのイラスト (ハートの下に本を読むキュンタ) (Illustration by Yusei Kakizaki) |
いま、この冊子を手にとって、 この一文を目にしてる瞬間だって かけがえのない、いちどきり。 この夏の感情は、いちどきり。 そう、ことしの夏だからこその、 恋も、冒険も、驚きも、 ときに恐怖も、ワハハも、涙も。 いちどきりの、一生わすれられない一冊と。 あなたが、であえますように。 新潮文庫の100冊 (原文横書き) |
◎[新刊紹介] 矢部太郎 「大家さんと僕」 * (*パンフレットではジャンル不明ですが、「新潮文庫の100冊2024のWeb page」では「泣ける本」に入っています) ○愛する本 (19冊) ○シビレル本 (20冊) ○考える本 (19冊)* *ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」は1冊としてカウント ○ヤバイ本 (20冊) ○泣ける本 (18冊)(←矢部太郎「大家さんと僕」を含む) #各ジャンル内の作品はランダムに配列 |
92人*の作家の作品(96冊)が採用される。 *赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ 各氏の短編を収録した「吾輩も猫である」については1名分(=便宜的に赤川次郎氏分)としてカウント #パンフレットの裏表紙右下に発行月を記載(「新潮社2024-7」) |
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年 | パンフレット表紙に記載されたキャッチフレーズ ()内は新聞広告のキャッチフレーズ |
パンフレット表紙のキャラクター ()内は新聞広告のキャラクター |
巻頭の言葉 | 日本作品の配列 | 海外作品の配列 | 備 考 |
新聞広告・パンフレット表紙の変遷 | |||||||||||||||||||
キャッチフレーズ・キャラクターの変遷 | |||||||||||||||||||
キャンペーン・プレゼント等の変遷 | |||||||||||||||||||
採用作品の変遷 | |||||||||||||||||||
コメント | 参考資料・註 | ||||||||||||||||||
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