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新潮文庫ベスト100
新潮文庫の100冊
*** コメント (2000, 2001)***

新潮文庫の100+50冊
(2000年)
新潮文庫の100冊
(2001年)
*
配列
・名作(採用冊数順)
・現代文学(採用冊数順)
・海外文学(ほぼ作家名順)
・エッセイ・ノンフィクション(ランダム)

★新規採用作家
阿部和重
河合隼雄
北原亞以子
共同通信社社会部編
銀色夏生
斎藤綾子
酒井順子
重松清
白洲正子
真保裕一
杉浦日向子
竹内久美子
つげ義春
天童荒太
帚木蓬生
板東眞砂子
東野圭吾
藤沢周平
光野桃
宮城谷昌光
唯川恵
隆慶一郎
ウィリアムズ,D
セイヤー
ハンター
ブラウン
ブラッドベリ
ホーンビィ
マクレガー

●復活した作家
江戸川乱歩(97年以来3年ぶり)
柴田錬三郎(72年以来28年ぶり)
山崎豊子(67年以来33年ぶり)
山本周五郎(95年以来5年ぶり)
アーチャー(93年以来7年ぶり)
オースター(95年以来5年ぶり)
ゲーテ(97年以来3年ぶり)

▼交代した作家(#は10年以上継続して採用されてきた作家)
五木寛之
佐野三治
椎名誠#(1988年以来)
瀬戸内寂聴・瀬戸内晴美
妹尾河童
筒井康隆#(1975年以来)
武者小路実篤#(1969年以来)
サヴァン
ディケンズ
トウェイン#(1985年以来)
フィッツジェラルド#(1988年以来)
配列
・名作(採用冊数順)
・現代文学(採用冊数順)
・海外文学(採用冊数順)
・エッセイ・ノンフィクション(採用冊数順)

★新規採用作家
岩合光昭・岩合日出子
小川未明
恩田陸
小池真理子
崎山克彦
佐藤賢一
長渕剛
梨木香歩
町田康
柳美里
与謝野晶子
ランシング

●復活した作家
妹尾河童(1999年以来2年ぶり)
ゴールディング(91年以来10年ぶり)
▼交代した作家(#は10年以上継続して採用されてきた作家)
阿部和重
大槻ケンヂ
北原亞以子
共同通信社社会部編
蔵前仁一
酒井順子
柴田錬三郎
杉浦日向子
竹内久美子
つげ義春
原田宗典
東野圭吾
藤沢周平
光野桃
宮城谷昌光
山崎豊子
隆慶一郎
アーチャー
クーパー
クラインバウム#(1991年以来)
グリムウッド
ゲーテ
セイヤー
ハンター
ブラウン
ホーンビィ
○コメント
2000年には新潮文庫の100冊がプラス50されました。選択の幅が例年の1.5倍に広がったせいか、新規採用作家は1999年の8人から29人へと大幅に増え、さらに1人で6作品も採用された作家が2人(江國香織宮部みゆき)誕生しました。
2000年の採用作品を見てゆくと、時代小説の強化(藤沢周平宮城谷昌光隆慶一郎の採用、柴田錬三郎山本周五郎の復活)が行われ、成年層も対象にしていることがうかがえます。

2001年になると、タイトル上は100冊に戻り、多くの作家が交代しました。しかし、パンフレットのボリュームはそれほど減った感じがしません。パンフレットを注意深く調べると、巻末の作品名索引の欄外に『「新潮文庫の100冊」は、キャンペーンの総称です。2001年は121点を自信をもっておすすめします。』という記述がありました。
ラインナップを見ると、前年強化された時代小説作家の多くは交代し、前年に比べると若い年齢層を対象にしているような印象を受けます。
(文中敬称略)
(2001.10.18)

新聞広告・パンフレット表紙の変遷
キャッチフレーズ・キャラクターの変遷
キャンペーン・プレゼント等の変遷
採用作品の変遷
コメント 参考資料・註
旧稿(1998), 1999, 2000-2001, 2002-2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010
2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 20162017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022, 2023, 2024
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