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新潮文庫ベスト100
新潮文庫の100冊
*** コメント (2002, 2003, 2004) ***



新潮文庫の100冊
(2002年)
新潮文庫の100冊
(2003年)
新潮文庫の100冊
(2004年)
* * *
○配列
・名作(採用冊数順)
・現代文学(ほぼ採用冊数順)
・海外文学(作者名順)
・エッセイ・ノンフィクション(採用冊数順)
○配列
・名作(採用冊数順)
・現代文学(採用冊数順)
・海外文学(採用冊数順)
・エッセイ・ノンフィクション(採用冊数順)
○配列
・名作(ランダム)
・現代文学(ランダム)
・海外文学(ランダム)
・エッセイ・ノンフィクション(採用冊数順)

★新規採用作家
伊集院静
川上弘美
平野啓一郎
ケイ
ベニオフ

●復活した作家
井上靖(98年以来4年ぶり)
中島敦(96年以来6年ぶり)
武者小路実篤(99年以来3年ぶり)
森鴎外(97年以来5年ぶり)
ギャリコ(98年以来4年ぶり)
サリンジャー(97年以来5年ぶり)
フィッツジェラルド(99年以来3年ぶり)

▼交代した作家(#は10年以上継続して採用されてきた作家)
阿刀田高#(1983年以来)
池波正太郎
大江健三郎#(1967年以来)
梶井基次郎#(1977年以来)
河合隼雄
崎山克彦
佐藤賢一
白洲正子
鈴木光司
長渕剛
帚木蓬生
板東眞砂子
町田康
群ようこ#(1991年以来)
山本周五郎
オースター
ゴールディング
チャペック
マクレガー
★新規採用作家
角田光代
寺山修司
戸梶圭太
中山庸子
リンドバーグ夫人

●復活した作家
阿刀田高(2001年以来2年ぶり)
小澤征爾(88年以来15年ぶり)
ゲーテ(2000年以来3年ぶり)
ゴールディング(2001年以来2年ぶり)
ブロンテ(96年以来7年ぶり)
ワイルド(62年以来41年ぶり)

▼交代した作家(#は10年以上継続して採用されてきた作家)
井上靖
内田春菊
倉橋由美子
高村光太郎#(1965年以来)
中島敦
ビートたけし
森鴎外
与謝野晶子
ギャリコ
フィッツジェラルド
ベニオフ
ランシング
★新規採用作家
須川邦彦
連城三紀彦
ウィーダ
シュリンク
プルマン

●復活した作家
井上ひさし(96年以来8年ぶり)
井上靖(2002年以来2年ぶり)
梶井基次郎(2001年以来3年ぶり)
黒柳徹子(91年以来13年ぶり)
向田邦子(87年以来17年ぶり)
森鴎外(2002年以来2年ぶり)
与謝野晶子(2002年以来2年ぶり)

▼交代した作家(#は10年以上継続して採用されてきた作家)
伊集院静
角田光代
銀色夏生
妹尾河童
高村薫
辻仁成
寺山修司
戸梶圭太
ゲーテ
ゴールディング
ブラッドベリ
ブロンテ
ワイルド

○コメント
Yondaくんのキャラクターとパンフレットの黄色と黒の2色のデザインは新潮文庫の100冊のイメージとしてすっかり定着してきました。
採用冊数は、112冊(2002年)、104冊(2003年)、103冊(2004年)と推移し、2000年に150冊に拡大された状態からもとの100冊に戻りつつあります。
この3年の復活、交代した作家をみていくと、井上靖森鴎外梶井基次郎中島敦ゲーテのような"大家"でも復活と交代を繰り返すようになっていることがわかります。また、90年代半ば頃までと比べると10年以上継続して採用される作家がかなり減り、作家の交代が頻繁(とはいっても、新人作家と交代というわけではなく、10年以上前に活躍した作家の登場も珍しくない)になってきたような気がします。
(文中敬称略)(2004.7.17)

※追記(2019.7)
 2004年についても下の写真のような表紙イラスト違いのパンフレット(ペンを持って立つYonda君。「2004年早期版」と仮称)を入手しました。上記パンフレット(ヨットに乗るYonda君。「2004年通常版」と仮称)と比べてみると、2006年の場合と同じくパンフ内容の各所にも違いがありました(異同の詳細はこちらに)。下の写真のパンフは、早い時期(6月上旬?)に学校関係等の一部向けに発行されたものだと推測されます。
 
 

新聞広告・パンフレット表紙の変遷
キャッチフレーズ・キャラクターの変遷
キャンペーン・プレゼント等の変遷
採用作品の変遷
コメント 参考資料・註
旧稿(1998), 1999, 2000-2001, 2002-2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010
2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 20162017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022, 2023, 2024
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