ヒマラヤ - 7000m以上の山々 - *
| * Set up |
2008/4/1 |
| * Updated |
2023/10/9 |
天山山脈 (Tien Shan Mountains)
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天山山脈は、東はハミ北部(東経95°)に始まり、西はタシケント東部(東経68°)に終わる全長約2500kmの山脈であり、多くの小山脈から構成されている(下図参照)。
この山脈で7000m以上の山が存在するのは、中国と旧ソビエトの国境付近の地域（中央天山*1と呼ばれることもある）の下記の2山脈である。
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天山山脈のうち旧ソビエト側天山については、1920年代末からソビエト隊によって登山活動が開始され、現在までに主要なピークは登られており、1989年以降は外国登山隊にも解禁されている。
中国側天山については、第二次世界大戦直後にボゴダ山脈に入山したイギリス隊の記録はあるが、その後1980年までの登山活動としては、ポベーダ峰(中国ではトムールと呼ばれる)に登った中国隊(1977年)くらいしか知られていない。外国登山隊に対しては、1980年以降ボゴダ山脈が、1985年1月以降はトムールが解禁されている(山岳年鑑86, p182)。 |
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| Mountains of Tien Shan |
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T1 |
: Bogda Shan (博格達山) |
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BD: |
Bogda (博格達峰) (5445m) |
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T2 |
: Uquen Shan (烏肯山) |
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T3 |
: Eren Habirga Shan (依連哈比尓尕山) |
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T4 |
: Borohoro Shan (博羅科努山) |
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T5 |
: Alataw Shan (阿拉套山) |
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T6 |
: Alagou Shan (阿拉溝山) |
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T7 |
: Erben Shan (額尓賓山) |
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T8 |
: Horo Shan (霍拉山) |
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T9 |
: Halik Shan (哈尓克山) |
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SR: |
Xuelian Feng (雪蓮峰) (6627ｍ) |
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T10 |
: Kokshaal-Tau Mountains |
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PD: |
Pobeda (7439m) |
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T11 |
: Tengri-Tau Mountains |
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HT: |
Khan Tengri (7010m) |
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T12 |
: Terskei-Alatau Mountains |
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ZT: |
Pik Dzhight (5130m) |
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T13 |
: Zailiiskii Alatau Mountains |
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TG: |
Talgar (4973m) |
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T14 |
: Kirgizskii Alatau Mountains |
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SC: |
Pik Semyonova-Tyanshanskogo (4875m) |
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+ |
| xx |
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| + |
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| ++ |
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○概念図 (Maps)
・Kielkowski 2005, p738-741
・田村89, p16-17、田村90b, p68・・・天山山脈を構成する山脈の様子がわかる概念図
・新彊維吾尓自治区測絵局2004・・・中国側天山山脈の様子がわかる地図集
・中華人民共和国地図集84m, 44・・・新彊ウイグル自治区の地図 (1: 7,270,000) であるが、天山山脈のほぼ全域をカバーしている
・EWP96m・・・中央天山の地図
・EWP2005m1, 2005m2
・USSR-1/100-K-44-74m, K-43-86m, K-42-69m
・岩田他95, p41
・吉沢78, p324-325
・関口82m
・Satulowski53, 巻末地図
・TPC-1/50-F-6C-81m
・中国地図出版社2001, p1-2, p49-50
○参考文献 (References)
・田村89, 90a, 90b, 90c・・・旧ソビエト側天山の主要なピークを紹介
・吉沢78, p336-p338
・岩田他95, p41-44
・吉沢84, p343
・Kielkowski 2005, p736-742
・GIPPENREITER & SHATAEV 96 ・・・天山山脈とパミールの6000m以上の山のリスト
・中国地図出版社97
・Satulowski53
・児玉2010・・・古代から清末にわたる漢籍の地誌上にみられる天山山脈と崑崙山脈の記述について解説
| ○註 (Notes) |
| *1： |
天山山脈の区分としては、中国側を東天山、旧ソビエト側を西天山と２分すると同時に、両者の境界付近を中央天山と呼ぶやや混乱した区分が従来から用いられている(田村89)。 |
| List of 7000m & 8000m Peaks in the Himalaya |
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(Tien Shan Mountains)